原盤は、1996年発表のスタジオアルバムである。\nEL＆Pのコアなファンとして星４つを送りたい。\n当作に至る彼らの略歴を記す。\n第１期「宮殿」キングクリムゾン創設メンバーのグレッグ・レイク（Vo、ｂ、g）\nが、ザ・ナイスのキース・エマーソン（ｋｂ）とEL＆Pを結成したのが1970年。\nこのオリジナルEL&Pはカール・パーマー（ds）とのトリオで1979年まで活動。\n1980年代はカールのAsia加入もありコージーパウエルをdsに迎え\nエマーソン、レイク＆パウエルとして1985~86年に活動。\nアルバム1枚の短命に終わったが、「ザ・スコア」のスマッシュヒットが生まれ\n「新日プロレス」等の番組テーマ曲として耳にした人も多いであろう。\n1991年、カールが戻り再結成EL＆Pが活動再開。\n1992年、再結成後１枚目のスタジオアルバム「Black Moon」を発表しワールドツアー\n開始。同年来日公演も行った。\n本作は1996年に再結成後２枚目のスタジオアルバムで\nやはりワールドツアーと来日公演があった。\n１曲目のHand Of Truthは70年代全盛期の勢いを感じさせる名曲である。