【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:富田伊織/作 出版社名:小学館 発行年月:2009年10月 関連キーワード:シンセカイ トウメイ ヒヨウホン しんせかい とうめい ひようほん、 シヨウガクカン シヨウガクカン 3068 しようがくかん しようがくかん 3068、 シヨウガクカン シヨウガクカン 3068 しようがくかん しようがくかん 3068 マスコミで話題!美しすぎる標本の写真集。本書は、透明標本作家の冨田伊織さんが制作した魚類・甲殻類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類などの透明標本40点以上を、新規で撮り下ろした写真集です。透明標本とは、生物の骨や器官の仕組みを理解するために、骨を染色し筋肉や内蔵を透明にしたものです。この標本の写真は美しく幻想的で、清涼感、浮遊感とともに見る人に迫ります。標本の現物は、東急ハンズ渋谷店、東急ハンズ新宿店、東急ハンズ名古屋店、箱根彫刻の森美術館などで販売されており、新聞・雑誌・テレビなど各マスコミで紹介されています
細かいほど感嘆
★★★★☆
正直なところ「骨」なんて死を連想して気持ちが悪いものです。
それが科学館の売店で光を浴びて輝いて陳列されていました。
青や紫の染色も効果的なのでしょう、
今まで見たことのないまさに「新世界」に出会った衝撃を受けました。
コンピュータグラフィックによる透視画像では感じない美しさに一瞬で虜になってしまいます。
骨から生命力を感じたんだと思います。
そして、小さければ小さいほど、細かければ細かいほど、
ちゃんと緻密な命があった神秘にただただ感嘆するだけです。
標本の感動を味わえる写真集です。
幻想的
★★★★★
生物学には知識がない者ですが、写真があまりに綺麗だったので直感で購入しました。
アートの仕事で参考になりそうな写真集を探していた矢先、なんとなく立ち寄った生物学のコーナーに一際綺麗な表紙が目に飛び込んできて、思わず手にとりました。
ただただ綺麗、それにつきます。
どんな巨匠が手がけた絵画も、生物の神秘が繰り出すかけがえのない美しさには勝てません。
一番美しいものは、何も飾らない自分たち生物の体の中にあるのだと、原点に返ることができました。
私のような目的で本をお探しの方には是非ともおすすめしたいです。
専門的な参考書をお求めの方にはご不満なところもあるそうで、むしろ本書はアートのカテゴリに分類されてもおかしくないと思いました。
被写体とデザインの勝利
★★★★☆
20世紀初頭までの写真草創期にカメラが大活躍したのが「博物写真」というジャンルだった。本書は「素材が珍しくてキレイだったらそれでいいじゃないか」という原初的パッションを、この古典的ジャンルで再発見させてくれる一冊だ。標本に関するテクノロジーの発達、製作に一体2〜3年かかるという手間と技術的難しさ、そして作家の情熱が、本シリーズの新しさを担っている訳ですが、何も衒学的な美術理論だけが写真史を更新する訳ではないということなんですよね。
実際のところ、この本で被写体の魅力は写真そのものよりも、ブックデザインによって引き出されているとは思いますが、ワン・パッケージの写真集としてはそれでも面白いので、それも良しとしましょう。
まずまず
★★★★☆
内容自体は期待通りです。
欲を言えば、
もっとボリュームがほしい。
本のサイズがもっと大きくし、
ページ数も多ければ満点になります。
あるいは、ちょっと値段を下げるとか。
きれいな写真集
★★★★★
透明標本なるものがあることを始めて知りました。息子にプレゼントと考えましたが、既にうちでは骨の本がかなりあるので、友人の小1の息子と従兄弟の小3の息子にプレゼントしました。
最近色々と骨の本が出ていますが、まずはごちゃごちゃした説明抜きに、骨格って造形的に美しいなぁ〜って感じられる本ではないでしょうか。