再読で新たに感動!
★★★★★
発売当時に読んでしまい(キープとマンハッタンの戦慄は読了済で、触手(タッチ)は買えず、リボーンと闇の報復はまだ発売されてなかった)しかたないので内容を忘れるまで封印してから6作まとめて読もうと思い、最近になってやっと6作読了した。やはりシリーズ通して読むと各キャラに対する思い入れもひとしおで、アラン医師の愛する者のために命をかける姿と、ナッシュ夫人の息子への愛ゆえの激情、グレーケンの苦悩しつつ永遠の運命を受け入れる姿に(アルツハイマーに罹ったマグダの言葉で吹っ切るところが泣ける)、ついに思いをとげるビル神父に、もちろんジャックの活躍もたまらない(バーとのタッグが良い)、彼らが絶望的とさえ思える程に強いラサロムに挑んでいく。本当に勝てるのか?と思いながらも最後まで希望を捨てずに闘い、ラストで暗黒の世界に光が戻った時はキャラ達と一緒にこっちまで感動してしまいました。