この本を読んで、自分が今まで何にお金を使ってきたか総チェックしてみた。パソコン、洋服、家庭用品、旅行、外食、…なんとなく何とかなってきたけど、本当に一番ほしいものはずっとお預け状態だったということに気づいた。充足感もその時はそれなりに味わっていたつもりだったけど、本物ではなかったとつくづく思う。この本が言うところの「人生の意図」に根ざしてはいなかったということだ。一見「お金」とは無関係に思えるようなもの(人からの援助、人に対する感謝の気持ち)も、エネルギーってことではお金と同じ。やはりどこかで関係している-振り返ってみても、そう実感できる場面がいくつかあった。これも発見。
最初はちょっととっつきにくかったけど、読後感は充実感あり。「お金との付き合い方」を真剣に考えようとしている人には、是非お勧めです。