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愛憎の王冠 (下) ブーリン家の姉妹2 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:フィリッパ・グレゴリー/著 加藤洋子/訳 出版社名:集英社 シリーズ名:集英社文庫 ク17-4 発行年月:2009年09月 関連キーワード:ブ-リン ケ ノ シマイ 2-2 シユウエイシヤ ブンコ ク-17-4 アイゾウ ノ オウカン 2 ぶ-りん け の しまい 2-2 しゆうえいしや ぶんこ く-17-4 あいぞう の おうかん 2、 シユウエイシヤ シユウエイシヤ 3041 しゆうえいしや しゆうえいしや 3041、 シユウエイシヤ シユウエイシヤ 3041 しゆうえいしや しゆうえいしや 3041 女王となったメアリーは、カトリック国家維持のためスペイン王子フェリペと結婚。一方、宮廷に戻ったエリザベスは、健康と美を取り戻し人びとを魅了する。悪天候に大凶作、フランスとの争い、民衆を震え上がらせる“異端者狩り”。国民がメアリー女王に反感を覚える事柄が続き、誰もが女王を見限ろうとするなか、エリザベスがとった行動は?
続編! ★★★★☆
最初は、主人公が女王の道化…ということで抵抗感が
あったが、道化といっても、人を笑わせる道化ではなく
予言などができる「聖なる愚者」のこと。

この点、ちょっとオカルト風で最初はなじめなかったが
読んでいるうちにまったく気にならなくなる。

本作には前作のブーリン家の人々は出てこないが、
メアリー女王対エリザベスの火花の散らし方が
それぞれの母、キャサリン王妃とアン・ブーリンそのもの。

母の業を受け継いでしまったかのようなメアリーが
痛々しい。
彼女が「ブラッディ・メアリー」と化してしまったのも
夫への愛の表れ…。

翻訳の巧さもあり、ぐいぐい読ませる物語。
ブーリン? ★★★★☆
ブーリン家の姉妹1が面白かったので。

最初手に取った時昼メロ的な題ががっかりな感じだったが
内容を甘く見てはいけない。

簡単に言うとエリザベス対メアリー。
映画化はされていないが見たり読んだりする順番としては

ブーリン家の姉妹→これ→エリザベス。

前作はまさに姉妹の物語だったが今回主人公も第三者の立場だし
正直ブーリン家の・・・と言うところはもはや関係ないという感じ。
一人の女性から見た王女のお話です。

エリザベスではメアリーは醜悪で、若くなく
血も涙もない火刑の女王、ブラッディメアリーとして書かれてましたが
この本ではむしろエリザベスが女狐のようなずるさをもって、
メアリーの方が優しく勇気ある女性として書かれてたところが
面白かったです。

そのメアリーが段々壊れていくような様子が悲劇的。

また主人公のユダヤ人の生活、習慣、当時の立場などが
細かく書かれていて興味深かったですが、なんせ
主人公の設定は突拍子もないというか、胡散臭いというか。

もう少し普通の人でもよかったかなーと思います。

1の方が現実的な感じが出てましたがこちらも悪くないです。