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地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ジェネオン エンタテインメント
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   舞台は1960年代末のヴェトナム。ウィラード大尉(マーティン・シーン)は、ジョングルの奥地で王国を築いたとされるカーツ大佐(マーロン・ブランド)を暗殺する命令を受け、部下4人を引き連れてナング河を溯っていく。その過程でウィラードが遭遇するさまざまな戦争、そして人生の狂気。やがて彼はカーツと対峙し…。
   フランシス・コッポラ監督(この作品よりしばらく彼はミドルネームをクレジットから省略)が己の映画生命のすべてを投入し、文字通り狂気の沙汰を繰り返した果てに完成させた戦争超大作。単にヴェトナム戦争ものというよりも、戦争そのものの本質や、そこから浮かび上がる人間の内面を鋭くえぐったものととらえた方がよく、そのクオリティは映画史のみならず、20世紀の芸術史に残るべきもの。
   1979年度のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。それから20年の歳月を経た2001年には、約50分の未公開シーンを追加再編集した『特別完全版』を完成させている。(的田也寸志)
理解するのには難しい作品 ★★★☆☆
初めのストーリーは良かったが だんだんと 訳わからないストーリーになりおわる。
私的にはキルゴア中佐という人物の面白さが好きである。
ワーグナーのワルキューレを流してヘリで攻撃するシーンや敵の砲撃の中で 部下がビビッても平気で命令し
砲撃の中でサーフィンをやろうとする人物に魅力を感じた。
とりあえず見とくべき映画 ★★★★★
飛び回るヘリとドアーズから始まる見事すぎる。
あの有名なワーグナーの曲を空からガンガン鳴らしながら来るヘリ部隊。
圧倒的な迫力の戦闘シーンと、戦場なのにどうしてもサーフィンをやるときかない
イカれた大将。統率も何もあったもんじゃない、狂気の戦争これがベトナム。
終盤、なんだかオカルトちっくになってしまったのはちょっと残念。
最後までリアルに狂った戦争を表現して欲しかった。
しかし原作がそうなってるならしょうがない。(読んでないけど)
見終わった後、重苦しい気持ちになるが、それもまた良し。
マーティン・シーンのストイックなかっこよさがたまらない。
こないだ「白い家の少女」を見たのでギャップがw
それに、マトリックスでモーフィアス役の
若きローレンス・フィッシュバーンが出てるのに驚きました。
映画の持つ底力。 ★★★★★
これを最初に観たのは高校生の時だったか(もちろんオリジナル版)。その時は全編鳥肌立てて観てました。観終わった後も頭ピキピキしてどうしようもなかった。今回、ギルゴア中佐のエピソードを爆笑しながら観る僕...時は流れますね。でもエンディングでなんか泣けた。いろいろエピソードが追加された事で、オリジナル版の異様なテンションは薄まっちゃったような気がするが、物語としては1本スーっと繋がった感じ。コッポラが自分で落とし前をつけた以上、これからは完全版を観るべきでしょう。どっちにしても傑作です。これと「フルメタル・ジャケット」は永久に不滅ですよ。「パール○ーバー」で泣けるようなアホは、一生観なくていいです。って最初から観ないわな、そういう人は。笑
なにも言うことなしの傑作 ★★★★★
映画公開時に観ました。終わった後、観客が暫く席を立たなかった記憶があります。圧倒的な迫力の映像、音楽、演出。これこそが映画だと今でも思う傑作です。内容はどうでも関係ありません。マーロンブランドは、役柄と全く違う体型で現れ、脚本を替えてしまう荒技でコッポラと向き合い、存在感をアピールします。ブランドの一本勝ちです。恐らく、ブランドなりのアポカリプスナウの表現方法を取ったと思われます。マーティーシーンもいい味だしてますね。初めはスティーブマックイーンにオファーされましたが、当時で300万ドルプラス収益の5%という途方もないギャラで断られ、アルパチーノ、ジャックニコルソンにも断られたそうですが、やはりブランドの迫力に恐れをなしたのでしょう。その中でも光っていたのが、ロバートデュバルですね。いかれた大尉役で見事にはまり役です。ブランドとの絡みがないのが残念です。あとは、デニスホッパーも脇をしっかり固めています。この人もいかれた役をさせると右にでる者なしです。また、若き日のハリソンフォードもちょい役ででていますが、スルーしても問題なしです。2002年に完全版を映画館で観ましたが、50分の長さは気にならなかったですね。ベトナムがフランスの植民地だった事がよくわかります。ベトナムは、アメリカにもフランスにも怯む事がなかった凄い国だった事が理解できますが、未だに途上国である事はいかに戦争が愚かでダメージが大きいかこの映画は教えてくれます。永らく廃盤のようですが、メーカーも何を考えているんでしょうねー。まともに買えるのが、ゴッドファザーとドラキュラですって!去年、ボストンに行ったおり、DVDショップでコッポラのコーナーに山のように置いてありましたよ。何と4ドル75セントで。リージョンフリーの装置で観てますが日本盤に較べて画像のよさは格段に美しいですよ。それが10分の1で手に入ります。英語がわかると尚可です。勉強しましょう。
ヴェトナム戦争を舞台としたRPG ★★★★★
 初めて見た時は私も中学生でした。全く意味分からずだったけど、あのコッポラの映画だからと必死にこの映画の言わんとすることを考えたけど、よくわからずに大人になってしまった。
 しかしその後この長尺版を見て、そうかなるほど!、とこの映画の意味を理解したのは、この映画の公開当時にはなかったビデオゲームのRPGを知ったからと、古今東西の多くの英雄物語が同じ構造の筋になっているということを知ったから。日本の桃太郎もそうだが、主人公は旅に出る→仲間ができる→最後に鬼=王=悪の帝王=ボスを倒す、という構造がこの映画にもあてはまる。どなたかが「小さなボートに乗り合わせた男たちがたどる「旅」を描いたロードムービーだ」とおっしゃっていたのは、正しい理解だ。
 主人公の前に次々と現れるユニークなキャラ、それらをクリアして最後のステージでカーツを倒してゲームオーバー。このおもしろさを味わうには、途中現れるキャラを省略しては面白みも半減するし、RPGの意味が分からなくなってしまう。RPGは最後の敵にたどり着くまでが面白いのである。特別完全版で正解です!