トンデモ本に近いんだよなぁ
★★☆☆☆
著者は「ニュートラル」を標榜してはいるが、実際は、否定を0、肯定を10としたら7くらいの立ち位置。トンデモ本に近い。
ユリゲラー(今どき!)のトリックなど、ほぼ全て解明されているのに、まだ信じているのか、と驚かされる。
乱数発生器の実験も「恣意的解析」の疑いが濃厚。たかが7万人のバーニング・マンなどより、週末の競馬場のほうが、はるかにデータを採りやすいと思うのだが。ラジオ・テレビ中継の視聴者も合わせれば、数十万人の思念がわずか数分に凝縮されるうえに、1つ競馬場だけで1日12回もデータ採集の機会があるのだから。電源も簡単に確保できるし(わざわざ勿体ぶった実験で「権威づけ」を行うのがビリーバーの常套手段)。
物理をもっと勉強しましょう。