喜連川の風 忠義の架橋 (角川文庫)
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天野一角に橋建造の無理難題。金も人も時間もない!
愚かな家老、許すまじ!
文芸評論家 末國善己氏、絶賛!
「知恵と誠実さで苦難を乗り越える展開が痛快で、勇気と希望がもらえる」
石高はわずか五千石だが家格は十万石。
清和源氏の流れを汲む名家で参勤交代も免除の特別扱いだが、所領は狭く財政は厳しい――。
そんな喜連川藩の中間管理職・天野一角は突然、一月で川普請と橋の建造をせよと命じられる。
藩主に指示された家老が、丸投げしたのだ。
金も人手も足りず奔走する一角。
だが領内に現れた賊の探索にも駆り出される。
果たして一角は次々に降りかかる難題を解決できるか?
大好評シリーズ第2弾!