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失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす!

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 祥伝社
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天皇家の由来の仮説の一つではあるが ★★★★☆
皇室の由来、国家神道のもとをユダヤ民族と繋げて論じる仮説がある。本書もそれを踏襲しているが、途中で中国・西域を挟んでいるのが新鮮か。小説の形をとっているため、荒唐無稽な感じが緩和されるが、これは論として出すには日本ではまだ抵抗が多いのだろうか(著者はそれを示唆しているが)。
ちょっと違和感 ★★★★☆
シリーズ化して、これが三作目。

作風が徐々に固まり、古代ユダヤに日本のルーツを求めるスケール感は大きかった。ただ、前半の古代チャイナの成り立ちを追う所は面白いのだが、後半の古代ユダヤの言語と日本の成り立ちを推理する部分は、今ひとつ強引さが目立つ気がする。一つの資料をあらゆる角度から検証していった「幕末維新の暗号」の方が、ミステリーを解いていく面白さと同時に、真摯に歴史と向き合っている姿勢があるだけに、できない相談じゃないのだが…。

主人公望月のキャラが少し変わって、「相棒」の右京ような口調になったのがなかなか慣れなかった。根拠なき権威に対して立ち向かう「まつろわぬ作家」を描くには、ちょっと迫力不足かも。
歴史ミステリーを斬新に紐解いていく衝撃的な一冊 ★★★★★
加治氏の本はいつも驚かされますが、とても衝撃的な本です。
「ええ〜??」と独りで言葉を発しながらおそるおそるページをめくると新しい発見が多々あり、本当に不思議な体験でした。 
漢字はどこから造られたのか? 「日本」の本当の由来は?
歴史ミステリーを斬新に紐解く面白さや、普段身近に使っている「漢字」の奥深さを知る貴重な小説。
日本人とは何か、考えさせられました ★★★★★
 何時もながら、望月先生の大福を食べながらの鋭い歴史突っ込みには感心させられます。間違いなく歴史学者にはない感性、本物のビジネスマンの感覚のようにも感じる・・・。大和(倭)のルーツ、改めて考えさせられました。シルクロードの終点としての日本、ふり返れば、日本人には外見的にも色んな種類の顔が有り、更に、宗教に対する柔軟性、異文化の受け入れの柔軟性、異文化を自分のものにして一流になる才能等々、こんなすばらしい、愛すべき日本人の特性、当然といえば当然なんだとこの本を読んで少し理解できたような気がします。
読書の愉しみを味わいました ★★★★☆
 加治将一さんの歴史小説は、独自の調査に基づいた思いがけない視点を提供してくれるところが魅力です。
 思いがけない視点に驚くだけでも楽しいことですが、それだけではなく、言われてみれば「なるほど、そうかも」と思えるだけの根拠も示してくれていて、読者は地味な資料の読み込みをすることなく、小説を楽しみながら新しい歴史の見方を獲得することができます。
 『舞い降りた皇』でもやわらかな発想で興味をかき立ててくださいましたが、この新刊では漢字と聖書を結びつけるという大胆な発想です。
 聞いた時には「えっ!?」と思いますが、確かに大陸は騎馬民族の庭のようなもの。人種も民族もごちゃまぜの猥雑な古代の姿を目に浮かべるのは難しいことではありません。
 『騎馬民族国家』が出版された時には、随分物議をかもしたようですが、「あり得ない」ということのほうが不自然な気がします。
 そして、そんな日本民族の重層性を大陸と結びつけ、わかりやすく示してくださった『舞い降りた皇』から一歩進んで、本書では当然の成り行きの如く、地続きだったユダヤとの関連が語られ・・・というワクワクする展開です。
 壮大なストーリーだけでも面白いのですが、登場人物たちがまた魅力的ですね。望月先生を支援するナゾの実業家に興味津々。自作でも登場してくれるかな?