面白い!!
★★★★★
「哀愁の街に霧が降るのだ」や、「銀座のカラス」「本の雑誌血風録」「新宿熱風どかどか団」
などに続く私小説シリーズのひとつで、あやしい探検隊にも少し通じているような内容。
椎名さんが作家デビューした頃から、最近までの、よき酒良き友との宿周辺での出来事や、
本の雑誌社やホネフィルムに関わる人たちとの、熱くもバカバカしい人生。
そして、大切な友との別れ。
シーナ的人生が面白おかしく書かれています。
また、私が感動したのは、生ビールのうまさは、
ビールサーバーの清掃具合と、ビールジョッキの洗浄具合により、
大きく味が変わるということがわかったことです。
これを読んで、私は、自分の職場近辺の生ビール比較調査をしようと決意しました!!!
2週間ほどで、がしがし(シーナ用語)読んでしまいました。
上記のシリーズ好きにはたまらない1冊でしょう!!!