意外にも、代理店関係の2人が面白かった
　ＡＤＫインタラクティブ、電通

編著の藤田さんが、インタビューアなのですが
結構、自分の（会社の）主張を入れてきます。

なので、著者の方の持論とマッチしたインタビュー対象者を選んで
持論の正当性を述べてるような感じでしょうか。

ＩＭＣは、わかるんだけど
もう少しインタビュー対象者のインサイトを掘ってもらっても良かったなぁと思いました。

マーケティングの今、メディアの今、が分かりやすそうな本を物色していて発見。
まだまだ業界に疎くても一度は聞いたことのある会社名の人が多く登場し、対談形式だからか
ミーハーな気持ちがあったからか、横書きだったからか、構えずに難なく読むことができた。
マーケティング業界を志して勉強し始める人には、最前線の空気にちょっとだけでも触れられる本。
そして業界に入って数年後読み返すと、また違った面白さを感じるかもしれないと思った。

12人のキーパーソンが語るそれぞれの内容に、納得しながら読むことができる。
「マス」「ネット」について、過去や現状のマーケティングをわかりやすく解説し、
世の中をとらえるのに役立つ一冊である。

インパクトのあるタイトル、表紙だったので、購入。

近頃よく目にする、「広告かＰＲか」という２者択一論的な話には正直飽き飽きしていたが、
この本で提唱するIMC（＝統合型マーケティング）という概念は、個人的には大変しっくりときた。

広告とＰＲのどちらかを選ぶ、というのではなく、最大限に効果が発揮できるよう、併用をするという考えかたは大変自然であり、今後、マーケティングコミュニケーションにおいて、中心となっていくのではないか、と感じた。

対談相手も、広告会社の方に限らず、ピンクリボンフェスティバルのプロデューサーや、東京オリンピック・パラリンピックのエグゼクティブディレクターなど、多岐に渡り、舞台裏を大いに語ってくれているので、広告業界以外の方にも為になる内容ではないだろうか。

東京ガールズコレクション、ピンクリボンフェスティバル、
五輪招致など、話題のイベント・キャンペーンの仕掛け人や

広告・メディア業界、各分野で活躍中のトップマーケッター
１２人が現場で体感したリアルなプロモーション対談集。

情報が氾濫する世の中に、効果的にメッセージを届けるコツとして
TV、新聞、雑誌、Webなどいろんなメディア融合させる
『ＩＭＣ（統合型マーケティング）』という発想が目からウロコだった。

”ワクワク感”と”スピード感”をもって読めるマーケティング本。