デザイン(形)によって生活を守る道具の例
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いろいろな事故があるが、その中に、間違った繋ぎ方をしてしまった、と言う事を聞く。そのとき、いつも思うのは、何故、繋がらないように作られていないか、だ。ドン・ノーマンの「誰のためのデザイン」にも例があったような記憶がある。そもそも間違った動作をしないように道具が作られていれば事故が防げるわけだ。
本書は、命のため(水の運搬、AED)、生活改善(介護、お箸、哺乳瓶、補聴器など)のために使っているいろいろな道具や装備の様子を紹介している。それ以外にも、生活環境、子供への動機付け、防災マップなど、幅広い。
見ても楽しいので、学校の図書館に置いて、多くの人が目に触れると良い。解説の字が難しいけど、小学生でも関心を持ってくれると思う。