サッカーは5で考える――可変システムがわかれば試合が10倍面白くなる!
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【内容紹介】
可変システムがわかれば試合が10倍面白くなる!
日進月歩の現代サッカーはフォーメーションを自在に動かす新たな時代へ突入した。
アリコ・サッキの最強ミラン(イタリア)が登場して以降、4バックによる4-4-2システムが主流となってきた。
そして、最先端を突っ走るのが名将ペップ・グラウディオラが提示する「ロンド(五の目)」システムだ。
2-3-2-3という布陣からいかに「五の目」を出すかが問われ始めた――。
「日本サッカーを『日本化』する。
イビチャ・オシムが日本代表監督就任の際にそう宣言してから、もう10年の月日が経った。
世界に2つとない独自のスタイルをいかに築いていくのか……。
【著者紹介】
北條 聡(ほうじょう・さとし)
1968年生まれ。早大卒。1993年に(株)ベースボール・マガジン社に入社し、ワールドサッカーマガジン編集長を歴任。現在はフリーランスとして、サッカーライター、サッカー解説者として活躍中。著書に『サッカー日本代表 勝つ準備』(共著、日本実業出版社)『サカマガイズム』(ベースボール・マガジン社)『正しいバルサの目指し方』(サカマガトークJAM)(共著、ベースボール・マガジン社)ほか。
【目次】
はじめに
第一章 三者三様
intro サッカーはジャンケン
part1 守るサッカー
part2 攻めるサッカー
part3 奪うサッカー
第二章 標準と例外
intro 世界標準とは何か
part1 コピーする日本代表
part2 非・世界標準「トリデンテ」
第三章 新常識
intro フォーメーション
part1 5×5システム
part2 トランスフォーム
part3 マンツーマン
part4 フルスロットル
第四章 多様性
intro 強者の臨機応変
part1 王国ブラジルの多様性
part2 オランダの万能化
part3 アルゼンチンの矛と盾
part4 少数派に利得アリ
第五章 日本論
intro 日本に問われる「個の強化」
part1 代表監督の適材
part2 Jクラブこそ代表の母体
part3 日本の日本化
おわりに