アジカンファンにお勧めします
★★★★★
アジカンを、
「00年代のベストバンド!」「このバンドの音を聞かずにロックは語れない!」
などと絶賛しているので、
ファンならば、読んでいて気分が良くなると思います。
こういった学者(?)が公然の立場で特定のバンドをここまで褒めるっていうのはなかなかないと思います。
また、様々なロックバンドを紹介してくれているので、
好みのバンドを自分の中で発掘したりするといったことにも使えます。
(ピロウズ、トライセラトップス、ザ・ストロークス、アッシュ、マニックス、レディオヘッド、ビートルズなどなど)
ちなみに私はこの本を読んでキュアーのアルバムを早速聞いて興味をもったところです。
ただ、おすすめできるのはあくまで、アジカン大好きな人や、
もしくは日本のポップな歌謡曲を好まず純粋なロックばかり聞く人に限ると思います。
ロックを文学的、社会学的な観点から論ずるっていうのは、
新しいとは思いますし、ロックへの愛は伝わってくるのですが、
なんというか私的には文章は説得力に欠けるように思いました。
ロックに何の思い入れがない人にとっては★3つ、アジカンファンには★5つといったところでしょうか。