第一線で活躍する小児科臨床医による説得力ある記述
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けいれん、発熱など小児でみることの多い症状別に疾患や検査、治療について簡潔に述べられています。各症状はどこに重点をおいて診断、治療を進めていけばよいのかがよくわかります。また小児の検査値、成長・発達などの小児診療の基礎知識、年齢別の診療上の注意点などについても言及されています。第一線で活躍されている方だけに抜群の説得力です。全部で220ページ程度ですが、図や表が豊富なので一日で読めます。小児科の教科書を読む気にならない人、教科書には飽きた人や今までの知識を横断的にまとめたい人などにおすすめです。