キャラクター、話の流れ、責めのバリエーション、それら全てが高水準の作品です。
ただ、終盤でふたなりがあるため、苦手な人は購入を避けてください。

物語の前半はまあまあでしたが、後半は崩れてしまう感があります。責めはあまりたいしたことがなくて、触手もパラパラあるなあ、という具合です。
しかも、後半はふたなりになるので、ゲンナリです。もう少しネットリ感が欲しいと思いました。

ある意味『二次元ドリームマガジンとcatwalkの合同プロジェクト』
といっても過言じゃないかもしれません。

元々は筑摩十幸の二次元ドリームマガジンでの新連載として
書かれた作品なのですが、catwalkの桜沢さんが筑摩さんの
才能に惚れ込んで、「catwalkの新作のシナリオは彼しかいない」と
まさに桜沢さんの最も理想とする人物とめぐり合えたのですが…。

ゲームは小説と違って時間も仕事量もバカにならず、
まだデビューして間もない筑摩さんにとって大切な期間を
本業からつけ放してまでゲーム作りにつき合わせるのは
非常に酷なのではないかと…。

というわけで、二次元ドリームマガジンの方に相談してみたところ、
「だったら今うちで作ってる新作をゲームにしてみたら如何ですか？」と…。

そして両者意気投合し、おまけに二次元ドリーム文庫の
別の作品でイラストを担当されてた亀井さんとはcatwalkとも
以前から親交があり、まさに偶然の縁で今作のイラストにも
彼が起用され、そのままゲームの方でも担当されております。


…って、その場に立ち会ってたわけじゃないので、
全部catwalkNEROのスタッフブログにて紹介されてました。


獣カン調教がありますが、だからといってグロさドンドン
っていう感じよりかは、主人公も結構しぶといので、
お互いの心理戦で精神的に追い詰めてくって感じで、
別に自分がやられてるわけじゃないのに、読んでるだけで
背筋がゾクゾクします。

今巻では
１：ユーワがさらわれ、イケないコトをされる。
２：さらわれたユーワを助けに行ったが、逆に魔族の手に堕ちる。
３：少年兵にイジめられる、魔族に後ろをやられる。
４：兵士達の慰問、ついに貞操を奪われる。
５：最後の望みが断たれて３魔族の復讐、新たな感覚に目覚める。

現在連載中＆ゲーム開発中なので、一体この後どんな展開が
待っているのか楽しみです。一体誰がジャンヌ役をやるのでしょうか？