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ニホンミツバチが日本の農業を救う

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 高文研
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ニホンミツバチが日本の農業を救う ★★★★☆
養蜂に初歩的な興味がある方にお勧めです。ある養蜂家の経験とプロジェクトを通し、養蜂に関わる初歩的な知識が習得できます。微笑ましい内容もあって気軽に読める本です。この本を機に養蜂に対する興味が深まれば、更にこの方面の専門書を読めば良いでしょう。
絶品 是非一読をお勧めする。 ★★★★★
新しい視点から、自然、環境、食、能、用法、産業など様々な分野に深く掘り下げられる。
続編の「我が家にミツバチがやってきた」も含め是非一読をお勧めする。
素敵な本だが、ロジックがブレている ★★★★☆
この本にたどり着いたのは、どんな経路だったろうか。
asahi.comに銀座の屋上緑化の活動の一つとして日本ミツバチの養蜂をしている人たちがいる、という記事がきっかけだったと思う。

愛すべき日本ミツバチの生態、ぜひ入手して食べてみたくなる、蜂蜜、五島列島でのミツバチ復活の軌跡など、話題は多岐にわたっているのだが、ひとつのプレゼンテーションとして見た場合に、中心となる訴求メッセージがブレテいる感じがする。

「日本の農業を救う」というタイトルは著者によるものだろうか?販促を狙った出版社の勧めで決まったもののような気がする。

後書きに見る著者の環境や農業への展望は明るいものではない。日本の農業のあるべき全体像を規定して、その中でのミツバチの存在意義をロジカルに描出するまでには、本書は至っていない。そこは、著者が文筆業を専門としているわけではないことを割り引いて考える必要があるだろう。

後半に出てくる菊農家による農薬害についての記述も突発的だし、別テーマのような気がする。菊農家は、本書のエピソードで農薬の大量散布から、ゼロにしてしまったようだが、菊農家としての生業はどうなったのか?もともと、市場が菊の欠陥に対してあまりに過敏だから、一切の欠陥を防ぐために、農薬漬けの栽培に陥っていったように読めるだけに、隣家への薬害を知ってびっくりして農薬散布を一切やめたら、稼業が立ち行かなくなるのではないか。

いくつかの問題の症状が、まざって紹介されている。ソリューションは、残念ながら、この本の中にはない。

ただ、ミツバチの生態はとても愛おしく思えるし、日本ミツバチの蜂蜜を食べてみたくなることは、確かだ。
高いらしいが。
おもしろかったです。 ★★★★★
自分もニホンミツバチを一群飼っているんですが、
なかなかわからないことだらけでした。

少し理解できて、やっぱりなぁ〜って思うこともいろいろありました。

大スズメバチ防止の巣門の作り方など、
作り方ものせてほしかったなぁーと思います。

ニホンミツバチと養蜂、そして農業とのかかわり。 ★★★★☆
長崎県の元高校教師であった著者が在職中から飼い始めたニホンミツバチについて、
ニホンミツバチをはじめとする人間との関わりにおけるハチ社会、養蜂の実際、
そして長崎県五島列島においてすでに絶滅していたニホンミツバチの養蜂を復活させる
試みという大きく3つの部に分けて述べています。

著者の視点は人間とハチとの心の交流といった一部の面を除けば、一環して科学的な
見地に立っており、そこでは長時間観察してミツバチの生態を把握し、実際に原因と
結果を見つめながらの試行錯誤によって獲得された飼育姿勢の結果、著者の現在の
養蜂業が成り立つに至ったことが分かります。

ここ数年で成功しつつある五島列島のニホンミツバチ復活により、島内の農業への
好影響の兆しが見えていることから、ニホンミツバチの導入が農業に与える可能性は
示唆されますが、文脈として土着のニホンミツバチとセイヨウミツバチとの対比により、
日本の土地への適合性を論じつつも、それでも日本の農業を救うまでの図をほとんど
描いていないのは残念に思います。
勉強になりました。 ★★★★★
ミツバチの本を読んでいますが、勉強になりました。良い商品を購入できました。ありがとうございます。