【ベジタブルタンニンでなめした牛革を使用】革の財布を選ぶ際のポイントとなるものは何か。さまざまなポイントがあるのだが、行き着くところは「誰が、どのように制作したか」に尽きる。革財布の制作には多くの工程があり、それぞれの工程において職人の技術がものを言う。この型押し財布だが、イタリアの家族経営の小さなタンナーで作られた。制作者であるconceria annaritaは1976年創業の歴史を持つタンナーだ。小さいながらもこだわりを込めた作品を作り続け、革の本場であるイタリアでも多くのファンを持つ。イタリア人らしい上品な花の型押しを施した「ボタニカル財布」が完成した。ベジタブルタンニンを使用してなめした牛革は、独特の風合いと艶を有しており、使い込むほどに馴染んでくる一品に仕上がっているのが分かるだろう。

【クラシカルな型押しと重厚な革のマリアージュ】「ボタニカル財布」は、これだけ変化の激しいファッション界の中で根強い人気を誇る商品だ。その理由は、革の持つ独特の雰囲気だろう。老若男女を問わず、多くの人から愛される理由は、丁寧に作られ、他とは一線を画す独特のデザイン性にある。クラシカルな型押しと、重厚な革のマリアージュが多くの人の心を虜にする唯一無二の存在へと昇華した。メンズ財布の場合、シンプルな無地の革材不を選ぶ方が多いのではないだろうか。一見定番ながら、なかなか個性を演出するのが難しいのが革財布ともいえる。だからこそ、オリジナルのデザイン性でワンランク上のスマートさを演出していただきたい。

【ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも】型押しのデザインにまず目がいくが、もちろん高い機能性も併せ持っている。ビジネスマンにとって、会計時にスマートに財布を取り出す仕草と、取り出す財布には気を配りたいもの。上質を知る者にとっては、そういった仕草の一つひとつが持ち主の存在感へと書き換えられていくからだ。さらに言えば、ビジネスシーンはもちろん、カジュアルなプライベートシーンでも使える財布が望ましい。機能性とデザイン性を備えながらも、丁寧に作られた革財布は、本物であることを主張し、使用するシーンを選ばない力強さを有するからだ。紳士的な上品さを演出しながらも、機能美といえる機能性を備え、あらゆるシーンで活躍してくれるまさに相棒と呼べる財布である。

【長期間使い続けられる確かな品質】イタリアの小さなタンナーで作られたメンズ財布。洋の東西を問わず、小さな職人が生き残るためには「いいもの」を「丁寧」に作り続けることが肝要だ。いいものを作り続けることが、ファンを獲得することにつながり、継続的なリピーターが生まれるのだ。このタンナーの仕事ぶりは、40年以上の歴史が物語っているといえるだろう。そんな財布だからこそ、20代から30代の若いビジネスマンにぜひ使っていただきたい。若いうちから本物に触れることによって、自らのステイタスも変化していく。さらに言えば、本革を使用しているから長く愛用できるのだ。使い込むほどに経年変化によって自分に馴染んでくる。その経年変化を楽しみながら、長期間使い続けていただきたい。

【他では手に入らない財布】この財布が作られた経緯をご紹介しよう。イタリアで開催された革の展示会で、バイヤーが新しい型押しがないかを探していた。そこでconceria annaritaの代表から、革の加工業者を紹介された。ハイブランドの製品を何社も手掛けているその加工業者に、デザインを何パターンか依頼し、その中から選んだのがこの「ボタニカル柄」なのだ。つまり、この財布は弊社のオリジナルなのである。さまざまな専門家が制作に関わることによって、他では手に入らないオシャレな財布に仕上がった。愛着を生み出し、ワンランク上の存在感を演出してくれる。そして、本物だけが持つ高い品質によって、長く使い続けられる財布。丁寧に作られた牛革の「ボタニカル柄」の財布を、ぜひ手に取っていただきたい。