派手な音作りが苦手な人向き
★★★★★
K601を使った時に不満が出てきたので追加購入しました
空気と響き合うような高音の透明さやストリングスの輝きはK601に及ばないと思いますが、
それぞれの音の個性を潰さず一つ一つ粒立てて鳴らす能力はこちらの方がはるかに上だと思います。
解像度も高く音の広がりもよく、派手な音が苦手な人には特にお勧めしたいヘッドフォンです。
ゼンハのHD580の音作りでさえ苦手な私が一日中聞いていても苦痛にならなかった商品です。
ただ、音の脚色をまったくしていないと言う訳ではありません。
あくまで自然に聞かせるのが「うまい」と言う意味です。
AV用途にもお薦め
★★★★☆
2008、2009国内オーディオ誌の賞を多数受賞したオーストリアAKG社のオープンエアーダイナミック型ヘッドホン。
多くの人が既に純オーディオとしての評価をしていらっしゃるので余談です。
K701はフラットで癖のない音と、国内各社のヘッドフォンよりやや距離感のある音像を造るのが特徴です。そのため、音楽から雑音まで雑多な音が鳴り、音場に空間感の欲しい映画鑑賞などにもなかなかの適性を持っています。
実際に使用すると、その高い分解能からBGMと台詞がはっきり切り離されるので聞き取りやすく、銃などの効果音などもディティール感があります。一方で、クライマックスの壮大なシーンになっても頭のなかが音で埋め尽くされるというサラウンド的なインパクトは薄く、SFXものなどはやや不向きと言えるかも知れません。
賛否のある装着感も数時間程度の視聴で困るようなものではなく、音像が自然なことでヘッドフォン感が少ないというメリットを考慮するとかなりお薦めできます。ホームシアター系の用途でヘッドフォンを探している方もご検討されてみてはいかがでしょうか。
反応が速く聞き疲れしないフラットな音
★★★★★
接続する機器により大きく音が変わる。iPod nanoに直接接続した場合、BGM的な音で聞き疲れしないが、つまらない音になる。特長を生かすには、しっかりしたヘッドフォン・アンプを使用したい。手持ちのオーディオ・テクニカAT-HA202を使用した場合、反応が速く立ち上がりの良い音になった。音の傾向としては比較的あっさり目だが、細かい音までしっかり聞こえる。ボーカルは、英語の発音の語尾まで聞き取れた。ギターは、弦の太さが想像できるぐらい細かい振動が聞き取れる。
装着感は悪くない。私の場合は、他の方が書かれているような頭のてっぺんが痛くなるような弊害はなかった。窮屈な感覚もなく、極めて自然に長時間使用出来た。
販売価格が店により大きく異なるが、総じてオーディオ用としては入門ランクの価格なのでコストパフォーマンスは高い。その為材料は、安価な物が使われているがデザインが良い為安っぽさはあまり感じられない。音の良さ、価格、質感がバランスされた優秀な製品であると思う。
高解像度かつナチュラル
★★★★★
解像度が凄いのに自然で空気感の表現もすばらしいです。
楽器の奏でる旋律を繊細かつ優雅にならしてくれます。特に弦の音が凄くいいです。
ただ女性ボーカルはあっさりしすぎで、ちょっと素っ気なく聴こえました。
そのへんが気になる人はソース持ち込みで試聴したほうがいいかと。
デザインは好みによると思いますが、実物には魔性の魅力があります(笑)
各パーツの素材の選び方が絶妙で思わず欲しくなっちゃいます。
おかげで、音自体はHD650のほうが好みでしたが、たまたま手に取ったこちらを買ってしまいました。
これが原因でスパイラルに(ノД`)
ずっと使い続けたい
★★★★★
店頭で視聴し、そのバランスの良さと素直で繊細な音に惹かれて購入。
抜きん出た個性が無く、優等生っぽい鳴らしかたをするが、欠点が少ないために飽きが来ない。
良いヘッドホンをたくさん所有して特徴ごとに使い分ける人には不要かもしれないが、
一台で割と何でも聞きたいという人にはお勧めしたい。
クラシックからジャズ系、打ち込みまで気持ちよく聞くことができると思う。
総合的に高レベルで上品なことが逆に特徴だと思う。
音は全体的に高音寄りのフラットでバランスがよい。
高音域は繊細で抜けが良い、楽器の高音部がまるで輝いているかのように感じる。MDR-SA5000と比べてエッジを強調しすぎず、細すぎずに優しく自然に鳴らしてくれる。
サ行も刺さらずに快適。
中低音も自然な鳴らし方で量も十分、不自然な感じがなく、音が篭った感じもしない。感じ方にもよるだろうが、中音に関してはHD-650よりもクリアで聞きとりやすい音。
音の広さはHD-650のほうが若干広く感じるが、k701も十分な広さを持っている。
音に艶があるのはATH-W5000などのオーテク系だが、音が金属的で若干耳の近くで鳴り過ぎる嫌いがある。k701の音場からの自然な距離感は感動的に感じるだろう。
k701の下位機種であるk601とは別路線の進化を遂げていると巷では言われているが、
k701はk601の中低音分をより豊かにしたといった印象。
しかしその分高音部分が目立ちにくくなっているので(k701の高音部分がk601に劣るわけではない)
AKGサウンドの特徴である高音部の鳴らしかたを期待している人は、一度視聴しての検討をお勧めする。
あくまで参考だが、
イヤホンではSHUREが好きな人はHD605。 Etymotic Research が好きな場合はk701 or k601をお勧め。
ちなみにk702と比較検討される方も多いと思うが、
音の違いは個体差程度、自分のような素人にわかるような違いはなかった。
k702のネイビーブラックは落ち着いているので、色で決めてしまうのもよいかも。
k702はケーブル接点部分が貧弱なので、(自分のも接点部品がこわれて接着剤で固定しています^^)
ケーブルを酷使するようなスタジオユーズでなければ、k701でも全然問題ないでしょう。
すぐに届きました
★★★★☆
オーストラリア製だと思っていましたが、生産終了しているもののためなのか中国製でした。迅速な対応であっという間に届きました。