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リテール金融マーケティング―顧客を知って儲かる仕組みを作る

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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なかなか難しい ★★★☆☆
金融機関が生き残るためには、マーケティング活動を通じた差別化が不可欠と感じて購入した書籍。冒頭で、「金融サービスマーケティングは新分野であるため、確固たる理論にもとづき、かつ理論を体系的に解説することに細心の注意を払った」と書かれている。
このため、自分にとっては「教養型の内容に近く頭に入りづらかった」というのが率直的な感想。その他、「国内の金融機関の事例の豊富さを掲げているが、理論を体系化するための参考文献は海外のものが圧倒的に多い(?)ため、あまり身近に感じられなかった」「筆者が考える将来の金融機関像とは何かを知りたかった」という点が少し残念に思いました。
一方、コラムはとても参考になるものがありました。
読む人の目的によって評価が分かれるところだと思いますが、金融マーケティングという分野のパイオニアとしての筆者の取組みは今後も注目されていくと思います。

金融機関のマーケティングイノベーションを考える上では、「2010年の金融(野村総研)」「儲かる銀行をつくる(山本真司)」なども参考になりました。
銀行員の告白 ★★★★★
かなりショックを受けました。うちの銀行でも顧客満足度調査をしましたが、結果をみても「ふーん」って感じで収穫なしでした。著者が指摘するように金融庁に報告するためだけの満足度調査になってしまった。でもそれは自分たちにマーケティングの知識がなかったからだと本書は気づかせてくれました。本書の内容は決して簡単に理解できるものではありませんが、豊富な事例が理解を助けてくれます。「このままではダメだ!」と思っている行員は必読ですよ。
日本の事例 ★★★★★
金融業に携わってきて感じることは、金融のマーケティングについて書かれてある本が、圧倒的に少ないこと。また、数少ない金融マーケティングの本も、事例は海外であることが多いのも事実。この著書はその事例がすべて日本の金融機関で調査した結果が基になっているということに驚かされる。「マーケティングは大事だ」と言っても、具体的に何をすれば良いのか理解できていない金融マンは必ず読むべき著書であろう。
耳が痛い(笑) ★★★★☆
金融関係者は必読の書と思われる。
著者も指摘しているように、現代の銀行の最大の問題点は「行員がそのサービスを実際に利用したことがほとんどなく、どこに問題があるのかわかっていない。」ということだろう。
これだけ多様な商品群、サービス、ATMの機能となったので仕方のない部分もあるが。
実務と理論を兼ね備えた本 ★★★★☆
前著(カストマーセントリックの銀行経営)と同様に金融期間でのコンサルティング実績に裏付けされた知見をベースとしており、更に今回は理論的体系の説明も加わり、金融機関の役職員、及び金融IT系ベンダ担当に役に立つ好著。惜しむらくは、明らかな記述ミスが私が気づいただけでも5〜6箇所あるので至急校正して欲しいこと&若干構成がこなれていない感があるので☆4つ。