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夢の真昼 1 (フラワーコミックス)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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「ばさま」最高。 ★★★★★
おもしろい!!何と言っても「ばさま」の存在が最高。ばさまが死にかけて戻ってきたときの主人公「すずめ」(表紙の女性です。)とのやりとりは泣けた。湯上がりに真剣にドライヤーをかけるばさまには大爆笑。両親の離婚でずっと別々に暮らしていた実の姉の傍若無人なふるまいに翻弄されるすずめを教え諭して強くしていくぱさま。因業婆なのだけれど実は心優しいところもあって、芯の通った素晴らしい老人。大好きな作品です。
嫁ぐ前から嫁修行? ★★★★☆
なりゆきでばば様宅に下宿することになった大学生のすずめ。ばば様は安い下宿代がわりに家事一切を姑のようにすずめに叩き込む。時にはこずるい姉との喧嘩の仕方も。転がり込んできたばば様の孫は霊媒体質。ご先祖様の霊たちにも気に入られてしまったすずめ。就職先も無事決まり、その孫との恋の予感も見逃せない。

月刊プチフラワーで年4回ペースの連載。すずめを通しての「ババァ」が主人公設定の珍しい作品。人生の先輩としてのばば様を通して生き方を教わるすずめ。ババ様はかなりの資産家らしいが、清貧の精神で毎日をありがたくつましく生きる老人。そのピシッとした生きざま、たたずまいに背筋が伸びる作品です。
「麒麟館グラフィティー」時代から、味わい深い作品を描いていた方ですが、その作風は今でも変わっていませんね。嬉しくなってしまいます。
「婆さまが描きたい」という狙いは大成功! ★★★★★
月刊フラワーズで、不定期連載されている作品の第一巻。
2008年2月号に掲載されていた話しを読んで感動し、発売されたばかりの一巻を購入しました。
いやあ、買って悔いなし!いい作品です。
作者の吉村さんは、「婆さまを描きたいという気持ちだけで連載をスタートした」そうです。
(「連載になるのかどうか、わからないままスタートした」ともありました)
その狙いは大成功!
魅力的な婆さまに鍛えられ、大人になっていく大学生の主人公の姿がなんとも清々しい。
婆さまと主人公以外の登場人物も面白い。
わがまましかいわない主人公のお姉さんとか・・・
二巻も楽しみです!