水曜日のアニメが待ち遠しい: フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす
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「クールジャパン」の正体に切り込む
日本のアニメやマンガがフランスで大きな支持を得ているといわれています。
実際、フランスで行われている「ジャパン・エキスポ」の来場者数は右肩あがりで、20万人を越す集客を誇るイベントに成長。しかし、どうしてフランスで日本のアニメやマンガが受け入れられるにいたったのでしょうか?
本書では、フランスにおける日本のアニメ・マンガ文化の輸入史を黎明期から振り返るとともに、人気となった理由をわかりやすく分析。
フランスにおける日本アニメの放映が本格的にスタートした1970年代に幼少期を過ごした当事者だからこそ知るエピソードや実体験も豊富に交え、「クールジャパン」の正体に切り込みます。
■目次
第1章 アニメに夢中 1970年代の夜明け
第2章 日常化するアニメとバッシングの脅威 1980年代の憂鬱
第3章 「オタク」の自覚とネットワークの形成 1990年代の覚醒
第4章 「間」の想像力を生きる 2000年代以降の課題