「行政書士～ヶ月で合格！」

こうしたキャッチコピーを耳にしたことはありませんか？大手の資格教材会社が、CMや広告で頻繁に宣伝していますね。

その宣伝内容に「行政書士試験って意外と簡単そう」との印象を受け、「教材の購入=合格への切符を入手」と思い込み思わず注文してしまいそうになります。

しかし逆に、何年も挑戦しなければとても受からない試験という声も多数聞きます。

試験の難化傾向により、その傾向にはますます拍車が掛かっているとも言われます。


こういった両極端なイメージが錯綜する中、多くの人が抱える疑問。

それは、「実際のところはどうなのか？」ということではないでしょうか。


この本は、それに対する回答として出版しました。


一発で合格した者、何回も試験に挑み続けた者、独学で合格した者、試験予備校に通った者。

様々な受験背景を持つ5人の現役行政書士が、自分の実体験をノンフィクションで執筆しています。


更に、「開業するための手がかり」として、開業までの道程についても併せて掲載いたしました。

行政書士に興味のある方・受験生・有資格者でも未開業の方、様々な立場の方に楽しんでいただけたら幸いです。



目次

1. はじめに

2. ゆとり世代の行政書士 （あゆみ行政書士事務所　郡司 あゆみ）

3. 「完全独学」で一般知識満点 （いとう行政書士事務所　伊藤 僚）

4. 独学・初受験・勉強期間七ヶ月で合格 （田中行政書士事務所　田中 伸幸）

5. 思い立った時が開始時期 （行政書士さいとうかずみ事務所　齋藤 和美）

6. 合格できた一番の理由は、良い仲間がいた事 （行政書士関根法務事務所　関根 珠雄）