読むオーディオコメンタリー
★★★★★
10年の時を経てBDボックスが発売される傑作アニメ「フリクリ」について原案・監督の鶴巻和哉とビジュアルコンセプト・キャラクターデザインの貞本義行が映像を見ながら当時を語り合う(最終章=BOUNUS TRACKでは特別ゲストの摩砂雪も参加)、文字で書かれたオーディオコメンタリーといった内容です。すでに視聴済みの人を対象にしているので、映像を先に見るのが推奨です。
対談部分以外では貞本義行による当時のカラーイラストと鶴巻和哉による書き下ろしのモノクロイラストを収録しており、ビジュアル面ではやや地味ですが内容は良い出来ですし、この手の本としては大変リーズナブルな価格設定です。