33年間勤めていた会社を55歳の時に退職したオジサンが何を思ったのか、2年後の平成15年から『世界遺産を巡る一人旅』を始めました。
　そして10年間の数回に亘る旅によって40ヵ国と地域の、世界遺産124ヵ所を訪れ、旅の途中で体験したことや感じたことなどを思いつくまま書いた文章を、友人・知人の皆さんに現地からメールでお送りしていました。
　それらのメールを、後日編集して『いかなくちゃ、世界遺産が待っている』（物好きシニアの世界遺産一人旅）というブログを作成しました。
　この中で、平成25年5月14日から6月30日まで48日間『キリスト教三大聖地』の一つ『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』への巡礼路を旅した時のブログを『ゆっくり歩こう！　世界遺産　サンティアゴ巡礼の旅』として、再編集しました。
　高齢者であるオジサンが約780kmの巡礼路をゆっくり歩いたり、時々バスなどを使って無理をせず、旅の途中で見たり聞いたり体験したりしたこと等を、文章と写真でお届けします。

【目 次】
・経由地パリで予行練習
・出発地に着いたと思ったら
・ピレネー越えて、もう戻れない
・メヌー・デル・ペレグリーノ
・パンプローナのバールにて
・お喋りとシエスタ
・生徒たちの課外授業
・目の前の踊りとお墓
・遥かなるサント・ドミンゴ
・恐るべし中国人そしてありがとう
・フェスティバルだ！予定変更
・おっ　来たな！　えっ　雷まで
・巡礼の道連れ
・牛追いは迫力満点
・思わず巡礼宿に
・投石機から飛んできた
・明日はサンティアゴだ
・サンティアゴの空は抜けるように碧かった