ただ一つだけ、致命的な欠点が。
この銀円盤がCCCDという点です。つまり一般に言うCDとは全く別物なのです。
音質が若干悪い上、お持ちのCDプレイヤーまたはPCをぶっ壊す可能性が
ありますので、手放しでお勧めできないのが非常に残念です。
それを覚悟で至高の快楽を味わいたいのなら、是非どうぞ。
あらゆる音楽領域を呑み込み、咀嚼・消化したから出てきた音楽。踊ることできるし、部屋でのリスニングにもいける。
アルバム全体通しで聴くことはあんまりしませんが、前半部は何回何回も聴いています。 お気に入りをピックアップしてかけるような、そんなアルバムかもしれません。
山本領平をフィーチャーしたWhy not?も大人っぽく上品なセクシーさがあって秀逸。
とにかくこの2曲を初めとしたバラエティの豊かなこのアルバムは、私にとってはダントツで2003年のNo1アイテムでした。CCCDなのが残念ではあるけれども、多分10万円出してでも買いますね~。素晴らしいです。
しかし、オシャレ度は変わらず。田中さんがその時々に傾倒している音楽がそのまま出てしまうのもそのまま。
このアルバムは踊りにいったクラブで聴くよりも、お茶を入れて部屋でのんびりと聴くのが似合う。