もと海外添乗員が書き下ろした、すべての方に歴史に興味を持っていただける歴史本です。
さらにこの書籍は楽しくそして簡単に歴史を身につけることができるようにデザインされております。
この書籍にあります読書バージョン（人物相関図／地図入り）のみをお楽しみいただいてもよろしいですし、またはご購入後にご覧戴けます未公開サイトにアクセスしていただき、音声バージョンをお楽しみいただくこともできます。
音声バージョンは音声をお聞きいただきながら、添付の人物相関図をご利用いただくことにより、ご自分なりの資料が出来上がるようになっております。
この作業により、忙しい日々をお過ごしの皆様が、読書バージョンをお読みいただかなくとも、通勤中、リラックス中に音声バージョンを一度お聞きいただくだけで全ての情報をまとめることができるようになっているのです。

退屈になりがちな旅行中の各国の歴史のお話を、バス車内で楽しく面白く語っておりました。そのお話が土台となっております。
歴史参考書や教科書のように、細かい内容を羅列しているものとは違い、有名な歴史登場人物を筆頭に、エピソード、歴史おもしろ話、世界各国の現地ガイドのお話などもふくめた、世界に一つしか存在しない歴史教材です。
ドラマを見るかのように、自然と歴史の物語が頭に入ってきます。

情熱のフラメンコ。
伝統技能が光る闘牛。
聖書に続く世界のベストセラー、ドンキホーテ。
荒野に広がる風車群、どこまでも続くオリーブ畑。
一面のひまわり畑と白壁の町。
キリスト教とイスラム教の融合。
そして芸術の国スペイン。
細身の体が特徴のエルグレコ。
女官たち、ラスメニーナスのベラスケス。
甘美な聖母像で有名なムリーリョ。　　　　　
裸のマハのゴヤ。
絵画を芸術の域へと確立したピカソ。
サルバドールダリ。
ミロ。
そして建築家ガウディ。


数え上げたら切りがないほどに魅力的なスペイン。
ではなぜこれほどまでに特徴的な文化ができあがったのでしょうか？
それを理解するためには、スペインの歴史をひも解かなくてはいけないのです。


目次
プロローグ
第１章　古代のイベリア半島
第２章　アルアンダルース時代
第３章　コルドバの栄光
第４章　レコンキスタ
第５章　アルハンブラ王国
第６章　カスティーリャ王国
第７章　アラゴン王子
第８章　アルハンブラの最後
第９章　スペイン王国へ
第１０章　スペインの不幸
第１１章　狂った女王ファーナ
第１２章　コロンブス
第１３章　大航海時代
第１４章　カルロス１世
第１５章　宗教改革
第１６章　フェリーペ２世
第１７章　スペイン芸術旺盛期
第１８章　スペイン継承戦争
第１９章　ブルボン系スペイン王国
第２０章　スペイン内戦
第２１章　最後の独裁者
エピローグ

難解な歴史を本当にわかりやすく、そしてドラマのように記憶に残すのには最適な作品です。元海外添乗員としてバス車内でお話していたものが土台となっております。ぜひともヨーロッパご旅行前にお読み、お聞きいただきたい作品です。どうぞお楽しみください。