百鬼夜行絵巻 国会図書館蔵「亥」本「す」本
価格: ¥0
国会図書館所蔵の『百鬼夜行絵巻』「亥」本「す」本!
夜になって器物がうごきまわる様を描いた『百鬼夜行絵巻』は室町時代から明治大正まで多くの絵師たちによって模写され、有名な真珠庵本を筆頭として、様々な伝本を残し、今も盛んに研究されている。国会図書館には二種類あるが、そのひとつ「亥」本は真珠庵本系統のオーソドックスな百鬼夜行絵巻であり、達者な筆致で物の怪たちが描かれる。
「す」本は百鬼夜行絵巻の中では珍しい系統に属するもので、詞書があり由来などが書かれている。絵がちょっと硬いのが残念なところだが丁寧ではある。
両絵巻とも模写は江戸時代中期とされる
国会図書館所蔵『百鬼夜行絵巻』「亥」本「す」本を復刻
国会図書館デジタルコレクション