《内容紹介》
本書はタイトルの通り「フランス語の発音」を扱っています。

「難しい発音」と簡単にレッテルが貼られるフランス語ですが、本当にそうでしょうか？　息を吸って吐きながら声を出す。誰でも自然にできる呼吸に合わせた動きです。吸いながら音を出す、不意に息を止める、そんな必要はありません。それに多くの音が日本語と同じ（ような按配）です。

つい、とりたてて面倒な音だけが取り上げられ、「愛の言葉を語るにふさわしい」とフランス語の流麗さにポイントが置かれがちですが、それは違います。一部の音に注意すれば à la japonaise（日本風）で十分に通じます。

alphabet 26文字の読みから丁寧にスタートして、「だいたい30分でフランス語の音」になじむ。看板に偽りなし。


《音声付き》
“ラジオ講座風（背景の音楽あり：26分53秒）”と、一部メトロノームが刻むリズムで読みのテンポを感じていただく“alphabetと練習問題” versionの２つを無料配信（ZIP）。
また、ホームページ上に、本書内の音声を聞けるページをご用意しています。

音声再生に対応している機種では、“alphabetと練習問題”のページで埋め込みの音声を聞くことができます。
※ アプリ版は対応していません（2016年10月現在）

----（ KDP様よりURLの記入不可とのご指摘を受け、音声ダウンロードURLは削除いたしました。）----



《著者プロフィール》
東京生まれ。現在、明治大学准教授。工夫を盛った語学書・参考書を世に問いつつ、江戸期の西洋語受容史などに関心を寄せる。
自身の出版label「HK-publisher」を立ち上げ、電子書籍にも挑戦。