TinyWar アルゴリズムブック: JavaScriptのコードで学ぶRTSの処理
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8bit風RTS「TinyWar」のアルゴリズムを、コード付きで解説した本です。「マップの自動生成」「ユニットの自動移動」「敵の建物自動配置」の処理を掲載しています。
以下、詳しい解説です。
2017年12月に、コミケで8bit風RTS『TinyWar』をリリースしました(RTS=リアルタイムストラテジー)。続いて2018年2月にSteamで、名前を『TinyWar high-speed』に改めて販売を開始しました(以下、全て『TinyWar』と表記)。
2018年4月に『技術書典4』にサークル参加したところ「TinyWarのアルゴリズム本が欲しい」と複数の人から言われました。過去に『TinySRPG アルゴリズムブック』という、SRPGのアルゴリズム本を出しているので、そのRTS版が欲しいという要望です。
そこで、本書『TinyWar アルゴリズムブック』を執筆しました。『TinyWar』のアルゴリズムをコード付きで解説する本です。『TinyWar』は、非常に機能が絞られているのでコードも短いです。
楽しく遊べるゲームでも、中身は単純に作れることを知っていただければと思います。実際のゲーム『TinyWar high-speed』もプレイして動作を確認していただくと、よりよく理解できます。
-目次-
前書き
コードについて
第1章 ゲームのルール
1-1 大まかなルール
1-2 必要なアルゴリズム
第2章 データ構造
2-1 マップ
2-2 ユニット
2-3 建物
第3章 マップの生成
3-1 生成の種類
3-2 土地の生成
3-3 街の生成
3-4 エリア分け
第4章 ユニットの移動
4-1 移動の概要
4-2 移動コスト表の作成
4-3 移動経路の作成
第5章 敵の建物配置
5-1 AIの思考方法とパラメータ
5-2 渦巻き状の処理
5-3 各マスの処理