「引き寄せ」の法則について根本的な理解を深めるために欠かせない、「universe」の仕組みと、それとの向き合い方を解き明かす。
　脳の現状維持機能に支配された閉塞的な世界観が「引き寄せ」を阻む。それを脱して本当の「universe」のありようをつかむことなくして「引き寄せ」を実現する正しい方法論を導くことはできない。
「universe」とは何か。なぜ思いがその人の世界を作るのか。「universe」とどう向き合えば思い通りの「引き寄せ」が実現するのか。
　ロングセラーの『あなたの「引き寄せ」は間違っていた～１時間で思い通りの人生を築く本』をはじめ、「引き寄せ」の法則について４冊の本を著した筆者が生活感覚に根ざした具体的な「引き寄せ」の方法論では飽き足らない読者のために満を持して書き上げた「引き寄せの教科書」の決定版。
　
＜まえがきより＞
　
　仕組みを知らなくても使い方さえわかっていれば誰でもパソコンやスマホの便利さを享受できるのと同じで、「universe」のありようなどまったく理解できなくても、正しいやり方さえ実践すればじっさい「引き寄せ」は簡単に実現できます。
　それでも、パソコンが不調になった時にその仕組みを知っている人なら何かしら有用な対処ができるように、あるいはもっと使いやすくカスタマイズできるように、「universe」のありようをあるていど理解した人なら、「引き寄せ」に躓いた時に何が間違っていたのかを自分で類推できるし、より自分に合った方法論を構築することもできるのではないか。そう考えて筆を執った次第です。

＜構成＞

第１章　宇宙に対する基本的理解
・宗教と宇宙観
・宇宙は「何でもあり」の世界

第２章　主観で捉えた宇宙
・自分から見れば天動説が正しい
・それぞれに、それぞれの世界

第３章　多重な世界の中で
・統合失調症と夢の接点
・「心霊現象」の正体

第４章　世界を成り立たせるエネルギー
・「存在」とエネルギー
・感情と波動
・エネルギーと願望の鋳型

第５章　無限の可能性と必然の連鎖#
・ 「何でもあり」の意味
・「必然の連鎖」という視点
・思いもよらない「必然」

第６章　実践論としての新世界構築
・変わる勇気
・方舟に何を乗せていくか
・現実を度外視した壮大なプロフィールを描く
・現実的な夢ならすぐそこにある