綾香・怜治の姉弟主人公に、夏日というおそらく今後もメインキャラになるであろう女性キャラが本格登場の3巻。

1巻2巻と読んできた人にはわかると思いますが、この夏日の接近により姉がとんでもない事になってて面白いです。

本編の方は怜治が相変わらずヘタレでイライラします。
バトル中に姉がやられているにも関わらず、命や人間の在り方について語りだし、敵に攻撃はしない上に姉の攻撃も妨害する始末。バトル物においてはありえないキャラになってます。

総評として
主人公・怜治だけがこの作品の欠点で、その他のキャラや世界感はとても良いです。
恐らく作者の書きたい事である「命の重さ、人の在り方、絆」をこの世界感の中で今後どう表現してくるのかもとても楽しみだし期待したい所。

よって期待値込みで星4つ。
ダークな世界感の異能・異業バトル物を読みたい方は読んでみてもいいと思いますよ。