映画のパンフ気分でオススメ
★★★★☆
映画を観た人なら「あのシーンの曲だ」と解る曲が多いので、とても親しめると思います。昔は「映画を観たらパンフレットを買う」というのがお約束でしたが、今は「映画を観たら(気に入ったら)サントラCDを買う」というのがお約束になりつつあります(私だけかもしれませんが)。
ただし、他の方のレビューにも多い不満点なのですが、こういう映画のサントラには肝心のメインテーマ(今回は山下達郎の「僕らの夏の夢」)が収録されていません。「映画中の音楽集CD」と「メインテーマの入ったCD」と、2枚買ってね♪ という商業的手法なのでしょうが…。2枚も買うと5,000円ですし、どちらかしか買えません。困った商法が定着してるな、と個人的には不満です。
ちなみに私はこのCDの「栄の活躍」が目的でした。栄おばあちゃんが関係各所に電話をかけて励ますシーンの曲です。とても印象的なシーンだったので、この曲を聴くと私も「あんたなら出来る!」って励まされている気がします。
総合的に評価して、「映画を観て気に入っている人」は★4つ(-1なのはメインテーマが収録されていないため)
「映画を観ていない人」には★2〜3つ、だと思います。
「時かけ」は超えられなかった
★☆☆☆☆
「時かけ」の好評価でお金ができたのか、サントラ:松本晃彦 主題歌:山下達郎を
起用し、大風呂敷広げて上映した割りには「う〜ん」の出来でした。
音楽が・・・・クライマックスのあの合唱が流れるあのシーンは、あざと過ぎて
かなり引きました。正直、松本氏のセンスかなりは古いと思いますね。つまんないTVドラマ
ではいいのでしょうが映画となるとねぇ・・・苦笑ものです。
主題歌もなんか浮いていましたね。「時かけ」の時のように内容とエンディングの歌が
完全に溶け合うかのごとく昇華したような感覚はなかったです。
映画との融合という意味で、この点です。
まずは原作を見よう!
★★★★★
劇場公開からもうすぐ一年(2010/07/20現在)ですね。
私は劇場では見ておらずDVDでしか見てませんが、とても良い作品だと思います。
音楽の担当は「踊る大捜査線」の音楽担当でも知られている、松本晃彦氏です。
収録されている曲は全18曲、
どの曲も、メロディと一緒に場面が浮かんできます。是非原作と合わせて
見て、聴いてみて下さい。
個人的には場面との関係もあり、
8.健二 が気に入ってます。
ひょんなことから、逮捕されてしまう健二。その去り際に流れる曲です。
家族と過ごすことに乏しかった健二にとって、陣内家で過ごす間に感じたものは、
うまく言葉にできない「家族の温もり」だったのかもしれません…
サウンド一つ一つがクオリティーが高い
★★★★★
DVDで見た後、音楽が物凄く良かったので、買いました。
改めて聴くと、一つ一つのワンシーンが蘇ってきて、またこの作品も見たくなる位です!
サウンドの一つ一つのクオリティーも高く、文句なしの出来です!
主題歌未収録!電脳世界X現実世界の対比と競演,本編の感動を支える音楽。
★★★★☆
感動のアニメ映画のサントラ盤!
山下達郎の主題歌が未収録なのが残念!
(実際はエンドクレジットに流れただけなので我慢?)
電脳世界の電子音楽と、現実世界のウェルメイドなオーケストラ音楽の絶妙な対比と競演が聴きどころです。
「1.仮想都市OZ」は電脳世界らしい打ち込み音楽の快感。
「2.Overture of ...」はタイトルバックに流れるオーケストラによる序曲。
敵の恐怖の音楽( 6. 11. 12. 16.)に対して「7.KING KAZMA」の活躍が痛快!!
みんなの力を結集する過程を丁寧に聞かせてくれる「14.みんなの勇気」、
コーラスの歌声が非常に効果的で優しく温かい「15.1億5千万の奇跡」、
最も感動的なテーマ曲「17.The Summer Wars」(DVDメニューの曲)、
そして「18.Happy End」で締めくくる。
劇中音楽の魅力と感動を凝縮した、充実の1枚です。