ある日フィンランドで、北極圏に行ってきた。―ラップランドの話とフィンランドから見たスウェーデン―
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フィンランド在住の著者が日常生活を一人の日本人の視点から描いたエッセイシリーズ。
本書の内容
今回は「フィンランドからみたスウェーデン」、そして北極圏ラップランドでの年越し経験を中心に綴っている。フィンランド人の病気の治し方にはじまり、野良猫が居ない理由、「美味しい」フィンランドの料理の話、スウェーデンとの歴史に愛憎関係、オーロラ、トナカイ、サウナまで、写真を交え、日本では目にすることのないフィンランドの姿を紹介する。
もくじ
11月1日 冬の近づき
11月2日 インフルエンザワクチン
11月3日 酒とタールとサウナと風邪と
11月6日 「美味しい」フィンランドの料理
11月7日 冬と猫
11月23日 「フィンランドからみたスウェーデン」
―フィンランドとスウェーデンの歴史関係
―フィンランド語とスウェーデン語系フィンランド人
―スウェーデンに対する感情の世代差
―フィンランドの王
12月28日 北極圏へようこそ
12月29日 サウナと雪と擦り傷と
12月30日 トナカイとオーロラを見つめて
12月31日 打ち上げ花火
1月1日 新年の抱負
1月3日 さらばイヴァロよ
おわりに
(16246文字)
『ある日フィンランドで』シリーズとは
日本では、男女平等、高い教育レベル、福祉社会、デザインなどの面で注目されているフィンランドだが、日々の生活はどんなものなのか?実際に住んでみるとどんな国なのか?日本での報道では目にすることのできない、本当のフィンランドの一側面を描く、2010年に始まったシリーズ。