企業の社会的責任を超えて ネスレ:CSVは競争力となる(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
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企業の社会的存在が巨大となった20世紀。
もはや経済活動を担う存在のみならず、
社会的な責任を求められるようになった。
CSR(corporate social responsibility)の考えの台頭である。
一方でCSRは株主価値を高めることとの関係が曖昧であると
批判されることもあった。
その頃、戦略論の大家マイケル・ポーターが提唱したのが、
CSV(creating shared value)である。
つまり、経済価値と社会的価値の両立を追求する新たな戦略論である。
今日、CSVを最も積極的に取り入れる企業の一つが、ネスレだ。
世界最大の食品メーカーである同社は、
スイスに本社を置き、
世界のほとんどの国々で
事業展開するグローバル企業の代表でもある。
ネスレがCSVに取り組んできた背景には、
会長のピーター・ブラベック-レッツマット氏が
リーダーシップを発揮してきた点が大きい。
世界を代表する企業が、なぜCSVを推進してきたのか。
ブラベック会長にインタビューした。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2014年1月号)』に
掲載された記事を電子書籍化したものです。
【『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年1月号/2014年12月10日発売)』の特集は「CSV経営」です。併せてご購読ください。】