デジタル占星術 アシュタカヴァルガ 第1部 インド占星術モノグラフ
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インド占星術の専門書です。
インド占星術の基本を理解している方を対象としています。
「カリ・ユガの時代、人間は罪深い行為に耽るあまり愚鈍になっていきます。ですから理解の遅い人々のために、
幸福と不幸、そして寿命について、惑星のトランジットを見るだけで明快に知ることのできる方法を教えてください!」
インド占星術のバイブル『ブリハット・パーラーシャラ・ホーラー・シャーストラ』のアシュタカヴァルガの章は、
弟子マイトレーヤが師パーラーシャラにこう問いかけるところから始まります。
この書籍を手に取る読者の多くは、すでにパーラーシャラ・システムを学ばれていることでしょう。
パーラーシャラ・システムの習得には時間がかかります。
でも、アシュタカヴァルガを使えば、惑星、ハウス、星座の評価が瞬時にできてしまうし、
アシュタカヴァルガのビンドゥー(数値)をフォーミュラ(公式)に代入して計算すれば、
人生の諸相がたちどころにわかってしまいます。
アシュタカヴァルガはパーラーシャラ・システムとは独立のシステムです。
パーラーシャラ・システムに頼ることなく運用できて、それでも多くのことがわかるというのが、
アシュタカヴァルガの売り文句です。
しかしそうはいっても、アシュタカヴァルガだけに頼らず、必ず占星術の基本原則に立ち返り、
パーラーシャラ・システムによる結果にも照らし吟味してから、最後の占断を下すべきだと著者は繰り返し強調しています。
本書は『デジタル占星術 アシュタカヴァルガ』二部構成の第一部です。
おもにアシュタカヴァルガの「しくみ(計算過程)」について丁寧に解説しています。
同名書籍の第二部「応用」では、アシュタカヴァルガの応用面について紙幅のほとんどを割いています。
第一部と第二部の両方を読んではじめてアシュタカヴァルガの全貌が理解できるようになっています。
目次は以下の通りです。
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訳者はしがき
序章
第1章: アシュタカヴァルガ・システム
第2章: アシュタカヴァルガの作成
第3章: アシュタカヴァルガのリダクション
第4章: サルヴァシュタカヴァルガのリダクション
第5章: ショーディヤ・ピンダ
第6章: ビナシュタカヴァルガの解釈
第7章: サルヴァシュタカヴァルガの解釈