「三國志」は未読です。
★★★★☆
「三國無双」の知識レベルの者です。やはり中国!エキストラの数が半端ない、CGを多用していた感のあった一作目よりも、実写での戦闘シーンが多い本作の方が迫力がありました。「赤壁の戦い」に焦点を絞ってあるので素人としては非常に分かりやすかったです。少し気になったのが矢の殺傷能力が不均一、一兵士(叔材とか)は一発で致命傷にも関わらず、名のある将にはまず効果なし。あと曹操側の武将をもっと見せてほしかった、「悪玉」としてではなく「乱世に生きた一人の将」として、平等な目線で描いてほしかったです。ですがエンターテイメント作品てしては十分楽しめましたし、これをきっかけに「三國志」を読んでみようと思います。
これって三国志?あくまでベースかぁ
★★☆☆☆
今迄「三国志」ドラマはどうしても冗長な感があった。初のハリウッド版でどうまとめるのか期待していた。しかし、「連環の計」・ホウトウは?「苦肉の策」は?却下されてるし・・・それに、孔明、周喩、関羽、孫権らの個性(性格)を表す、物語の前後を繋げるとても大事なエピソードはいったいどこへ?・・・・これらこそが赤壁の戦いを三国志中の最大の見せ場たる所以にしているはずなのに・・・・・こんな人たちがあの戦国、群雄割拠の時代に指導者として台頭出来るのかい?と思ってしまうストーリーだった。がっかりした。いや、でも、そうか!これは「三国志」ではなく「レッド・クリフ」なんだ!だから呉も蜀も君主が先頭で敵陣に、しかもごく少数の将軍のみで乗り込んで一人も怪我もしないんだよな・・・アクション映画と割り切って見ればまあまあかなって思えるようになった。これがジョン・ウーだもんね。映像は良く出来てるよ。冗長なレビューでした。 以上
良い作品だとは思いますが
★★☆☆☆
三国志は私も大好きでPart1、Part2共に映画も見てきました。
Part2に関しては曹操と対峙するクラマックスのシーンだけが残念です。どうしても依然見たジョン・ウー監督のFace offとかぶっているものが多くて、このRed cliff Part2映画を見たときの感動が激減した印象があります。
他のシーンでは楽しく拝見させて頂いきましたが、失望の度合いが大きかったので★は2つとさせて頂きました。
う〜ん、せめてあのシーンさえ工夫されていれば全く違った評価が出来たと思うのですが、残念です。
孔明の策と小喬の決意を見るべし
★★★☆☆
ストーリーは、孔明・周瑜の進言により同盟を結んで赤壁に陣を構えた連合軍5万が、軍師の策略も交えて曹操軍80万に戦いを挑む、というもの。
序盤は戦力差を埋めるために軍師二人が策略を練ります。
軍法会議の進め方や尚香の行動に、パート1を観ていても唐突な感じを受けますが、きっちり効果を上げます。
尚香の行動を少なめにして、策略によりきちんと注目すると、その鮮やかさに惚れ惚れします。
さて尚香が任務を終えて戻った後、おもむろに服を脱ぎだすシーンがありましてね。
男どもがどぎまぎする演技が、戦いばかりの映画に笑いをもたらしました。脚本うまいなぁ。
そして、いざ赤壁の戦い。
曹操軍80万の兵の命があっという間になくなっていく様は少々気味悪く感じたものの、孔明の策と小喬の決意が実を結んだ結果として美しく描かれています。
孔明は軍師なので戦場に出ずに見せ場を作って終わり。うーん、確かにそうなんだけど、クライマックスで居ないと感情移入する先がなくて困りますね。
本作は、人物と場面が多いところで収まりきらず、どこで盛り上がってよいか分からなかったです。
この点でパート1のほうが良いですね。完結編としては観ておきたいかな?
際立つ動と静の対比
★★★★☆
激しい戦闘シーンもさることながら、決戦直前、敵地にたった一人で小船で向かう小喬の
シーンの静かさが、とても印象的でした。
あくまで静かだが、揺るぎない彼女の覚悟。そして妻を心から心配しながら、それでも
作戦を変えない周瑜と、そんな彼の気持ちを知って無言で励ます仲間達。
そうした静のシーンが充実しているからこそ、動の決戦シーンが単なる戦闘以上の意味を
持って心に響きました。
ラストがもう少し納得のいくものであれば、文句なく星5つだったのですが。。