パーフェクトRuby on Rails
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(概要)
Ruby 2.0の対応を見据え,MVCフレームワークRuby on Railsも4系になり,より高機能なWebアプリケーションフレームワークへと進化しました。本書は,RubyやRailsに関する基本的なことから開発や運用に活用するツール,Railsを拡張する方法など現場で役立つ知識を中心に,最新のRails4.1.1に対応した書籍です。初心者から中上級者までをカバーした実践的なWebアプリケーション開発手法を解説します。
(こんな方におすすめ)
・普段Ruby on Railsを使っていて,一歩先の「レール」に乗りたい人
・Ruby on Railsの学習を始め,これから本格的に使っていきたい人
・他のMVCフレームワークを扱ったことがあり,これからRuby on Railsを始める人
(目次)
Part 1 Rails ~ overview
1章 Ruby on Railsの概要
1-1 Railsを使う前に
1-2 Railsの思想
1-3 Railsをはじめよう!!
1-4 scaffoldを使ってRailsでの開発を体験しよう
2章 Ruby on RailsとMVC
2-1 MVCアーキテクチャ
2-2 モデル
2-3 コントローラの役割
2-4 ビューの役割
2-5 MVCについてのまとめ
Part 2 実践テクニック
3章 アセット
3-1 Sprockets
3-2 CoffeeScript
3-3 Sass
3-4 Turbolinks
4章 Railsのロードパスとレイヤーの定義方法
4-1 MVC以外の構成要素の扱い
4-2 レイヤーを追加するgemの例
5章 開発を効率化するgem
5-1 サンプル用のRailsプロジェクトを用意する
5-2 PryをRailsのコンソールとして利用する
5-3 Hirbを使ってコンソール上のモデルの出力を整形する
5-4 Better Errorsでエラー画面をよりリッチに表現する
5-5 Springでコマンドを高速化する
5-6 rails-erdでモデルのER図を生成する
Part 3 実践Webアプリケーション開発
6章 Railsアプリケーション開発
6-1 イベント告知アプリケーションを作る
6-2 アプリケーションの作成と下準備
6-3 OAuthを利用して「Twitterでログイン」機能を作る
6-4 イベントの登録機能を作る
6-5 イベントの閲覧機能を作る
6-6 イベントの編集・削除機能を作る
6-7 登録されたイベントへの参加機能,参加キャンセル機能を作る
6-8 退会機能を作る
6-9 落穂ひろい
6-10 gemで機能拡張をする
7章 Railsアプリケーションのテスト
7-1 なぜテストコードを書くのか
7-2 minitest/RSpec
7-3 テストを実行するための環境を整える
7-4 モデルのテスト
7-5 コントローラのテスト
7-6 ビューのテスト
7-7 エンドツーエンドのテスト
7-8 JavaScriptのテスト
7-9 TDDの考え方
7-10 CI(継続的インテグレーション)
7-11 カバレッジと静的解析
8章 Railsのインフラと運用
8-1 はじめに ── DevOpsとは何か?
8-2 VagrantでローカルにVMを作る
8-3 Chefを用いた本格的なサーバ構成管理
8-4 デプロイをする
8-5 New Relicによるアプリケーションの監視
8-6 serverspecとインフラのテスト
8-7 終わりに
Part 4 一歩先行くRails
9章 より実践的なモデルの使い方
9-1 アーキテクチャパターンから見るRails
9-2 複雑なバリデーションとコールバックを整理する
9-3 DBに依存しないモデルを作るActiveModel
9-4 値オブジェクト
9-5 Concern
9-6 サービスクラス
9-7 終わりに
10章 Railsを拡張する
10-1 Railsを支えるgemたち
10-2 Rack Middlewareを作る
10-3 プラグインを作る - Railtieについて
10-4 終わりに
付録 仮想マシンの構築とRubyのインストール方法
A-1 Ubuntu DesktopをVirtualBox上にインストールする
A-2 rbenvを使ってRubyをインストールする