≪九谷焼≫
江戸時代初期、現在の石川県山中町九谷で初めて焼かれたことから、その名がつけられました。
その最大の特徴は、華やかで美しい上絵付け色絵装飾にあります。
この「上絵付け」は、本焼した陶磁器の釉薬の上に文様を描き更に 窯で焼きます。
このとき使用される絵の具が「九谷の五彩」と呼ば れる五色(赤・黄・緑・紫・紺青)で、色絵・五彩手と青手の二つ の種類があります。
開窯以来350年の歳月を経た現在も尚、その技は脈々と受継がれ世界的に高く評価されております。
美術的完成度が高く、高級なイメージが強いため贈り物としても大変に喜ばれております。