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痺れる

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 光文社
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女性だから描ける怖さ。 ★★★★★
9編からなる短編集です。
似たようなテイストの作品がなく、
どのお話もそれぞれに違う怖さがありました。

完全に現実を見失ってしまった人のお話から、
日常から危ない世界に一歩踏み入れてしまった人まで、
どれかの主人公にはなる可能性があるかもと思いながら、
怖い物見たさで読みました。

なかでも私は、
「ヤモリ」と「テンガロンハット」を特に面白く読みました。
笑ってしまうような表現と、ぞくっとする怖さが紙一重で、
これからの暑い季節に特に良いのではないでしょうか。
細やかな表現力で、確実にお話の世界に入り込める、
お薦めの一冊です。


怖いけれど止められない面白さです! ★★★★★
沼田 まほかるさんの最新短編集です。

林檎曼陀羅/レイピスト/ヤモリ/沼毛虫/テンガロンハット/
TAKO/普通じゃない/クモキリソウ/エトワール
の9つのお話が収められています。

最近の女性作家が怖い話を書かなくなり恋愛・日常的な作品に移行する中で
久しぶりに背筋がぞわりぞわりとする様な作品に出会いました。

どの作品もとにかく怖い。
それも血が飛び交う様な怖さではなく心理的にぞくぞくする様な恐ろしさ。
怖いけれど結末が気になって読み始めたら止まらない。

こんな短編集を待っていました。
次回もすごく楽しみです。