●本書の内容
　本書『STYLUS TG-4 Tough プロの撮り方』では、15m 防水に防塵・耐衝撃・耐低温のタフなボディに驚異的なマクロ撮影機能を搭載したSTYLUS TG-4 Tough（ 以下、TG-4）を使って、ふたりのプロカメラマンがその実力を引き出す撮影のポイントを解説していきます。TG-4 の特徴的な機能はもちろん、撮影時にもっとも意識したポイントにプラスして、プロカメラマンが撮影時にいつも意識している9 つのポイントを解説。各写真をピント・構図・色彩・光線・高さ・角度・画角・深度・速度の9 つから読み解くことで、プロがなにを考え、どんなテクニックで撮影しているかを深く理解してもらえるしくみとなっています。プロの思考とテクニックを理解し、撮影のレベルアップに活用していただけると幸いです。

●本書の目次

ぼろフォト解決シリーズ063
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough プロの撮り方

−Contents−
■本書の読み方
004　本書を読み解く9 つのポイント

■小林義明の撮り方
008　構図で色みを強調する
012　菜の花畑の絶景
016　アスペクト比で広がりを
020　木陰の雰囲気をとらえる
024　タンポポを優しげに描く
028　ぼけを活かして花を撮る
032　深度合成でスミレを撮る
036　チョウをクローズアップ
040　小さな命を見つめる
044　超クローズアップで撮る
048　小花のパターンをねらう
052　水中のマスの稚魚を撮る
056　滝の迫力を撮る
060　夜明けの滝を撮る
064　『銀河鉄道の夜』を描く

■才王の撮り方
070　浅瀬で鮮やかに撮る
074 トイフォトで撮る
078 広角で遠近感を強調する
082 逆光で遊ぶ
086 ローキーに撮る
090 水中スナップを使う
094 ジオラマで視線を強調
098 輝度差を有効活用する
102 シルエットをねらう
106 ミラーを使う
110 ハイキーでやわらかく
114 スナップ風に人物撮影
118 モノクロで光を描く
122 斜光線を強調する
126 日没の色を強調する

130 撮影を終えて

●著者略歴
写真家・小林義明
1969 年東京生まれ。虫や花などの小さな自然から広大な景色まで幅広く自然の優しさを伝える作品を発表。現在は北海道で「いのちの景色」をテーマに活動。写真集「いのちの景色　釧路湿原」（風景写真出版）、「いのちの景色　北の大地から」（DLMarkt）。

写真家・才王
1973 年生まれ、父（日本人）、母（香港人）の間に生まれる。子どものころから、香港がイギリスの植民地であったこともあり、西洋の文化に影響を受けている。作品表現においては、日本・中国の仏陀と西洋のモダンアートやクラシックに影響を受けているため、色の表現には独特な感性がある。

※本書は2ページ見開き写真が多数掲載されています。そのため、画面の向きロックは解除して、横向きの見開き表示でご覧いただくことをおすすめします。