C#ショートコードプログラミング 第2版 短いコードで生産性を高める必修テクニック
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本書は、C#でコードを短く記述するためのテクニックを解説しています。
本書では、C#のバージョンに関係なく、コードを短く書ける機能を幅広く紹介することに特化しました。
ですから、古くからある機能であっても、重要であると思えば紹介しており、逆に新しい機能を
何でも紹介しているわけではありません。
本書での基本的なスタンスは以下のとおりです。
・短いソースコードを正しいと見なす(わかりやすくするためには長くなってもよいとは見なさない。
長いとそれだけでわかりやすさを損なうからである)
・短さは主にパラダイムの変革で実現する(改行や空白文字を削るわけではない)
・旧世代のソース(OLD CODE)と新世代のソース(NEW CODE)の対比として、短さを可視化する
(どのページから開いても短さが実感できる)
・OLD CODEは10年前、C#誕生前後の常識に従って記述したコードとする。
ただし、コレクションとしてC# 2.0以降でサポートされたジェネリック版を使用するなど、
本質と関係ない古すぎる機能は新しい世代の機能で置き換えている場合がある
(OLD CODE、NEW CODE共に発想が違うだけで、どちらもC# 5.0で動作する)
・比較対象によっては、より新しい版のコードをOLD CODEとする場合がある