歌い出しがいいです。
シーンがすごく浮かんでくる。
まるで、ミュージカルの中で歌い出すような雰囲気があります。
夜空に浮かぶ月の光を見ながら、聞きたい一曲。

Rie fuというアーティスト名は知っていたものの、どう言った歌を歌う人かは良く知りませんでした。ですが、この曲を聴いて、虜になってしまいました!作詞作曲で、切ないメロディー、懐かしさを感じさせる様な染み入る声、素晴らしいです!詞は優しく、相手を想う気持ちに溢れていて、私にはちょっと切なすぎるほど、切ないものになっています。サビのメロディーもとても良くて、何度も繰り返し、聴いています。

夜、聴くには持ってこいの曲です。彼女の持ち味である透明感のある声と、ゆったりとしたメロディーが見事に合わさって、どこか懐かしいノスタルジックな曲に仕上がっています。聴いたことが無い方も是非一度聴いて欲しい一曲です。
後、この曲はアニメのEDだそうですが、変にそのアニメを意識したジャケットじゃないのもいいです。アニメの人気に頼っていないというか、きちんと音楽で勝負している感じが自分にとってはかなりプラス評価です。

多くの方が、やはり、そう認識しているでしょう、
アニメ 『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』 の エンディング。

メロディは、この手の和風メロディの基本パターンです。
とても良いメロディラインなのですが、逆に どこか単調な感じで
全体を通して聴いて見ると意外と起伏の無い印象。
それでも美しい楽曲なのは変わりはないのですが。

ＣＤの作りとして残念なのは、アニメのキャラクターイラストが
全く無いという点です。

アニメのエンディングでは、ヒロインの少女が月明かりの下、
悲しげに空虚に座り込んでいるので、その絵のジャケットが欲しかったです。
アニメソングは、曲と絵の調和で互いに更に高め合うという利点があるので、
それに全く触れられていないのが、とてもとても残念です。

少女・銀のイラストを眺めながら聴けていたなら、きっと素晴らしいＣＤに
なっていたと思うのですが・・・。
いわゆる “大人の事情” というものに対して、マイナス２点。


カップリングの歌は、全く趣味ではなかったので、１回 聴いただけです。
Rie fu さん、また彼女のファンの方、すみません。

やっぱり僕には、あの作品のエンディングでしか有りません・・・。
でも、きっと、この 「ツキアカリ」 は、１０年、２０年・・・、
その先でも、たまに聴くと思います。

切なさと優しさが丁寧に紡がれたような曲調が素敵すぎます。
Riw fuというアーティストは今まで知らなかったのですが、思わず彼女のこれまでの作品も聴いてみたくなりました。

夜空を見上げながら聴きたくなるような、そんな音楽です。