「知らないから不安だった」- そう振り返る家族の声からうまれた冊子です。

本書では、ダウン症のあるくらしを知る一歩となるよう、ダウン症のある赤ちゃんの成長や、人々の生活、家族のくらしについて紹介します。成長の様子やくらしがイメージできるよう、出産直後から、乳幼児期、学齢期、中学、高校、そして成人期のくらしの様子や、それぞれのステージごとの中心的課題について、写真とともに簡潔に紹介します。ダウン症のある家族を迎えた方々の不安に寄り添うよう、押し寄せる不安や、誰に相談していいのかも分からないような心配事についてのQ&Aも掲載しました。また、つながる先がわかるよう、ダウン症に関する情報を得られる団体や、利用できる支援サービス、各種手当等についての情報への第１歩も掲載しました。

目次

1. ダウン症って何ですか？
2. ダウン症のある赤ちゃんのくらし
3. ダウン症のある子どものくらし
4. 大人になったダウン症のある人のくらし
5. 家族のくらし
6. 心配なことはありますか？
7. 情報

カラー全40ページ。

本書は国内の地域に依存しない記載となるよう心掛けられていますが、一部、横浜に固有な表現、情報が記載されています。

固有な表現: 個別支援学級 (一般的には特別支援学級)
固有な情報: 地域の障害者支援団体の名称、支援サービスの問い合わせ先、療育センターの連絡先