ポップ&ストレンジ
★★★★★
自分にとって良いバンドの条件とは、「圧倒的なオリジナリティ」と「良いメロディーが書ける事」。 今作では奇才・hozzyが前作フォレストーンで見せた“変に脈絡の無いコード進行を最高のメロディーで昇華する”ソングライティングがいよいよ円熟している。 「ポルツ」「グッドパエリア」など、そう言ったストレンジサイドな曲をはさみつつ、「マザー」「名前の無い色」など、シングルカットされたポップな曲がダレさせない。 そしてツインギターを上手く使うアレンジも秀逸。特に藤森のベースラインはかなり良い! 名盤と言って良い素晴らしいアルバム。
唯一惜しいのは、アルバムとして少し流れが悪い。(シングルが後半に集まり過ぎ)
その点も含め、最初に聞くなら前々作「ハナミドリ」がお勧め。
まるで幕の内弁当
★★★★★
ベストアルバムかと思うほど、
シングルで発売された曲以外も
すごくいい。
何度も何度も聞いているが、
聞く度に新たに
好きになる曲が生まれる。
色々な味が楽しめて
幕の内弁当のようなアルバムである。
http://toshi1219.exblog.jp/10788594/
hozzyサイドの最高傑作
★★★★☆
哲学的で鋭利な空間を、独特の手法で創造するhozzy。
あくまで実直に、暖かみを孕んだ王道を貫くフジモリーダー。
両者が描く世界が、絶妙なバランスで調和しているのが、僕の知る藍坊主だった。
今作は、フジモリーダーが作詞曲を経た作品が少なく、
hozzy一色に染め上げられたアルバムとなっている。
詞曲数のバランスについては前作くらいから既に偏りの兆候があったし、
その結果の統一感もわかる。作品の完成度も初期に比べて格段に進化している。
hozzyが最高傑作と断言するのも納得の出来だ。
だが、これを「藍坊主」最高傑作と呼んでしまうのには、抵抗があるのもまた事実。
先述した両者の調和に価値を見出していた僕のような人間からすれば、
今作の圧倒的統一感は、逆に何処か物足りなさというか、喪失感を抱いてしまうのだ。
作品単体の評価では☆5だが、上記理由より期待を込める意味で☆を1つ削らせて頂いた。
初期に感じた「藍坊主」の魅力を損なう事無く、更なる高みを目指して欲しいと願ってやまない。
紛れもない傑作
★★★★★
藍坊主ファンだけでなく、誰が聞いても良いアルバムだと思える傑作だと思います。
歌詞、声、メロディ
すべてが素晴らしい。
ぜひ聞いてほしい。
ひとりでも多くの人に藍坊主の凄さを知ってほしいです。
10年の集大成
★★★★★
CDを買ったときの満足感を久しぶりに感じました。
何度も何度も聞きたくなり、今まで以上にハマリました。
このアルバムには彼らの十年間の軌跡が詰まってます。
ぜひCD、DVDの歌詞を見ながら聞いてほしい。
今までの藍坊主の世界観がわかる。
ビギナーの方はこのアルバムから入るのをオススメする。