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ささみさん@がんばらない 3 (ガガガ文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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前回に比べてライトな展開。ネタ切れ感があり、新展開に期待 ★★☆☆☆
絶対神の力を秘める巫女の家系であるささみさんが、頑張れずにひきこもることによるどたばたコメディの3作目。前作が親子対決でかなり重苦しい内容だったので、今回は後日談をさらっと描いています.日本神話と女子高生というラノベならではの展開は面白いのですが、ややネタ切れの感があります.次からは新たな敵、アキハバラじゃないアラハバキなる悪の秘密結社(なんのこちゃ)との戦いになるようですが、新展開に期待ということで。
一口にがんばると申しましても色々ありまして…… ★★★★★
 前巻で起きた事件のせいで引きこもりが再発してしまったささみさん(月読鎖々美)ですが、何しろ『最高神のちから』を持っているので家が漆黒の球体──『天岩戸』の結界に覆われて外からの侵入を拒んでいるのでそこらの引きこもりとは次元が違います。
 なので兄・神臣と邪神三姉妹が心配になって侵入を試みるのですが、邪神三姉妹の長女つるぎは前述の事件の影響でバグったか外見相応の女の子モードにチェンジして、しかも時折いつものオッサンな性格が出てくるので余計にタチが悪いし、神臣は禁断症状で頼りないし……って、これはいつも通りでしたね(笑)。
 ともあれどうにか結界の中へ侵入するのですが、彼らに会うのを嫌がるささみさんの意志と『最高神のちから』で『改変』された空間の作用で4人は小学生な外見になって力も振るえないし、更にはその状態で謎のゲームに挑戦しなくてはならないし……がんばる方向を間違えてやしませんかささみさん、といった感じなのですが、彼女にも彼女なりに事情があるわけでして。その辺は実際に読んでいただくと言うことで。
 それからこの巻でささみさんや邪神三姉妹と明確に敵対する組織も登場して、次巻から本格的に絡んでくるようですから、壮絶な駆け引きや戦いが繰り広げられるのでしょうけど、馬鹿馬鹿しくもほのぼのとした話もちゃんと出して欲しいなと思います。
母娘対決2回戦と新展開の予兆 ★★★★☆
本巻で第1部終了という感じで一区切りをつけ、次からは鎖々美さん2年生での物語になるとの事。新たな敵組織とその頭目らしき人物も既に出てきており、何より鎖々美さん自身の置かれた立場というか状況も変わっており、さらには今回ほとんど出番の無かった神臣が最後に少しだけ見せた“素顔”の不可解さも気になるところなので、第2部と言うべき新展開も相応に楽しめそうである。

では、その第1部を纏める本巻で何が描かれたかと言うと、鎖々美さんの「がんばらない」本当の理由と母娘対決2回戦である。『根の国』にやり残し(?)があっていろいろとおかしなことになっているつるぎと同様に、鎖々美さん(母)の呪々さんにもまだやり残しがあったということでもある。

日本神話最大の見せ場にして最も有名なエピソードである「天岩戸」をベースにしたストーリーは、岩戸の前の乱痴気騒ぎよろしく収集のつかないハチャメチャさで展開すると思いきや、鎖々美さんとかがみとの友情を軸にした良い話になっていた。しかし、本題はここから始まる。いつの間にやら体内にいろいろなものを格納していた、というか、いろいろと仕込まれていた鎖々美さんと呪々さんとの、骨肉の争いとは異なる、ある意味平和的な2回戦であり、過去にまで遡って母と娘の誤解や祖語を少しずつ解きほぐす展開を、付き添いのごとく帯同したつるぎが「三者面談」と称したのは言い得て妙だった。

普段通りの3部構成ながら、今回は最後のエピソードを特別編として、たまにスポットを当てたのが新味。同級生にして優等生(の皮を被った)希美ちゃん視点の、ちょっとおかしな、それでいて実に「らしい」話である。若干の既視感を覚える展開だが悪くない。思えばみんなとは別行動となるたまの小学校での風景が見られるのも良かった。
内容もイラストも大満足 ★★★★★
カバーイラストが気になっていて、最近1〜3を購入しましたが、
内容、イラストともに大満足でした。

萌え、コメディー、シリアスの配分が非常に良いあんばいです。

日本神話になぞらえた登場人物に、さらにそれ以外の「神々」を
思わせるキャラクターも登場して、そう言った話が好きな人にはたまらない。
今巻にきて張られた伏線もだいぶ見えてきて、シリーズのテンションが上がってきています。

引きこもりやオタクいじりなど、昨今の日常系ラブコメも好きですが、
やはりこういう「神話」や「妖怪(?)」などファンタジックな要素が出てくると
ワクワク度がひと味違います。ラノベ読んでて良かったと思う瞬間。

それに加えて、「普通の人視線」で構成された特別編がいい味を出している。
(個人的にはこの特別編が一番面白かったかも!)

謎の新キャラ、また秘密結社的なものも出てきて、
これから2年生編になるということで楽しみにしたいシリーズです。
呪縛から逃れる解答 ★★★★☆
 自分の身にとある現象が起きてしまったため、本気で引きこもったささみさん。天の岩戸を無理やりこじ開けようと、邪神三姉妹と神臣が突撃をします。行き着いた先で繰り広げられる不思議ワールド。そこで知る、ささみさんの覚悟とは?
 ささみさんの母が再登場。そして新たに、ささみさんに敵対する組織が現れます。特別編として、たまとお友達の物語も収録されています。

 一瞬、初めの引きこもり状態に舞い戻ってしまったかに思えたささみさん。でも、母との交流の中で、月臣神社の呪縛から逃れる解答にたどり着く。
 しかし、そうはさせじとばかりに、最高神のちからを狙う人たちが登場する。彼らは次巻から暴れまわりそう。