新社会人にも。
★★★★★
【対象】
もうひと伸びしたい社会人、壁にぶち当たって自信を無くしている社会人、これから社会に出ようとしている学生
【概要】
いわゆる「できる人」と言われる人(明確な定義がされていなかったように思いますが、社会人で有能な人全般を指していると受け取りました。)の共通点を7項目に絞って記載し、今後にどう活かすか提言している。
共通点は、数百人とのインタビューを通して筆者が見出したもの。
【感想】
「実際に」成功している人たちへのインタビューを通して共通点を導き出しているのが本書の特徴。
自分の周りの「できる人」と対比して「たしかに!」と思わされ、自分に足りない部分が明確になることもあるだろうし、7項目の中には、「あ、これ自分にも当てはまる!」と思うものがあり、自信につながることもあるだろう。また、7項目に分かれているため、できていない部分を1つずつ意識して身に着けていくこともできる。
これだけの人数と実際に会い、インタビューをするというのは、なかなかできることでは無い。
「できる人」のエキスを抽出したようなもので、それを凝縮し読みやすく加工できているので読む価値があると思う。