増補改訂版・精神障害をもつ人のためのわかりやすい障害年金入門~申請から更新まで~
価格: ¥2,160
★2016年9月の等級判定ガイドラインに対応して大幅改定しました! 「自分で障害年金の申請をしたいがむずかしそうだ」 「年金事務所で 年金の申請をしたのに書類が足りないと言われた」 「せっかく請求をしたのに不支給の決定を受けて落胆した」 「障害年金の更新をしたら、3級や不該当に降級 した」――本書はそのような方のために書かれた本です。 筆者の井坂武史先生は、障害年金を専門とする社会保険労務士です。 年間200件以上の相談を行っています。 本書はそうした障害年金のプロとしての筆者の ノウハウをわかりやすくお伝えします。 1章 まずは年金の歴史や制度について知ろう 日本の年金制度について簡単に知っておきましょう/年金の目的は困っている人をみんなで支え合うこと/年金に加入している人のことを被保険者と呼ぶ/保険料の支払い方/保険料を支払えない人は免除や猶予の手続きを! 2章 障害年金の基本的なことを知ろう 65歳までは1人1年金、65歳以上は併給が可能/日本の年金制度は2階建てになっている/障害年金の手続きで最も大切なのは初診日/障害年金を受けるた めには、きちんと保険料を支払わなければならない/初診日から1年6か月後を障害認定日という/障害年金の請求の仕方を知ろう/「初めて2級による請求」 (複数の障害をあわせて2級以上に該当)/障害年金の額/複数の障害がある場合は併合して等級を上げることが可能/障害の程度が重くなったと思ったら、額 改定の請求をしよう/基本的に障害年金は定期的に更新がある/更新時に等級が下がったり不該当になることもある/年金請求書の書き方と必要書類/初診日が 取れない場合の請求方法/症状が安定して通院が中断しているときは「社会的治癒」という請求方法を考えよう/障害年金の結果に納得できない場合は不服申立 をしよう/障害年金の等級を決めている障害認定基準を知ろう/診断書を取得したら必ず内容を確認しよう/医師に診断書の作成を頼む前に、ご自身の病歴を整 理しましょう/年金証書と年金支払通知書を受け取ったらまず内容を確認すること/等級判定のガイドライン 3章 請求事例 うつ病の方の事例/統合失調症の方の事例/発達障害(知的障害を伴わない発達障害)の方の事例 発達障害(知的障害を伴う発達障害)の方の事例 4章 障害者が利用できる各種制度 健康保険の傷病手当金/健康保険制度の高額療養費と限度額適用認定/失業保険の延長/自立支援医療制度/社会福祉協議会の生活福祉資金貸付事業/社会福祉協議会の日常生活自立支援事業 5章 Q&A /障害年金は働くと支給停止になりますか。/障害年金をもらっていると会社に知られますか。/障害年金をもらうと、将来の老齢年金はどうなりますか。/医 師が障害年金の診断書を書いてくれません。どうしたらよいでしょうか。/障害年金と障害者手帳は違うのでしょうか。/初診日の時点で保険料を払っていな かったので障害年金を受けられません。/障害年金の更新のとき、担当の医師が変り診断書の内容を軽く書かれて障害年金がもらえなくなったときはどうしたら よいでしょうか。――――など全部で26の疑問・質問に回答 6章 資料編