〈女帝〉の日本史 (NHK出版新書)
価格: ¥0
女性権力者の系譜から日本を読み解く!
神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿……連綿 と続いた女性権力者の系譜を掘り起こす。女性天皇はいかなる状況で登場したか、天皇や将軍の「母」はいかに権力を掌握したのか、なぜ時代とともに女性は権力から遠ざかったのか。多様な史資料を駆使し、社会構造や女性観の変遷、東アジア諸国からの影響を検討して謎に迫るとともに、日本の特性をも明らかにする。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!
序 章 女性権力者の知られざる系譜
第一章 女性天皇が続いた時代──奈良時代まで
第二章 母后が権力を握った時代──平安時代
第三章 将軍などの「母」が力をもった時代
第四章 「母」の権力が封じられた時代──江戸時代
第五章 皇后が「祈る」主体となる時代──明治・大正・昭和時代
終 章 なぜ女性の政治参加は進まないのか