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魍魎の匣 (4) (怪COMIC)

価格: ¥609
カテゴリ: コミック
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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志水さんは素晴らしい ★★★★★
あの原作を見事に漫画化。

イメージを損なわない確かな画力。
あの小難しい話が延々続く小説を昇華しながら
それを漫画として表現するのは
なかなか出来る事ではないと思う。

人物の造形も、私には完璧に思える。
気難しい京極堂。
エキセントリックな美形探偵。
鬱な関君。
いかついながらも繊細な刑事。
これだよ、これ。

漂うアヤシイ雰囲気も余す事無く伝わってくるし。
映画版も見習ってもらいたいものだ。

今度監督する人間は、原作読むのが面倒なら
志水さんの書いた漫画を読めば良いだろう。
雰囲気だけは掴めるのではなかろうか。
4巻も素晴らしい出来 ★★★★★
原作は感動。映画はイメージの違いに苛々、知らない友人は訳が分からないと不評でした。アニメはなんというか、美形ばかりで若い。
この漫画は原作の迫力、気味の悪さを十分に出していて、内容も作画も文句無しでした。これぞ京極堂、関口、木場、榎さん!といった感じですね。

気が早いですが本誌で連載されている『鳴釜』の単行本化、次の『狂骨の夢』も楽しみです。
普通に面白いですが…… ★★★★☆
感想は、普通に面白いですよ。
1、2、3巻が面白過ぎたんで、今回の4巻が物足りなく感じるだけだと思います。
5巻を理解するには重要な巻でもありますので、買っても損はないです
憑き物落し ★★★☆☆
最初の印象は「あれ、薄い」だったが、3巻までを比べても特に差はなかった。
内容的にはクライマックスに入ってしまっているので、多分次巻で終わりなのだろう。
その為のページ数を調整をしているのではないかと思われる。
原作を読んでいるので、展開や内容は分かっているが、世界観がとても良く表現されているのが良い。
アニメはイメージがかけ離れているので、見なかったが、映画はある意味独特の世界を演出していて、それなりに楽しんだ。
ラストは悶絶したけど。落胆で。

この話で肝なのは匣の中身。
今回、一つの箱の中が暴かれ、画として表現されていたが、こいつは自分の中ではハズレだった。
次回暴かれるであろう箱はあと二つ。
関口が覗こうとする箱と久保が見てしまった箱。
それがどう描かれるのか?それが楽しみ。

最後にこの巻の感想。
美波絹子の大事に思っている男って・・・木場じゃないんだよな、これが。
榎木津には見えているらしいが、うーむ、ピエロだな。
勿体無いぞ、木場。